TVの仕事をしていた時、全国安全週間に、ある企業さんの取組を取材させてもらいました。
事故現場のデモの編集をしていたので、
できるだけインパクトのある映像を作ろうと
スロー編集を入れながらめちゃくちゃこだわって編集をしました。
たった5秒位の1カット。
使える尺とスロー映像のタイミング。
スローの速さや
どこの部分を使うか
そしてどこから通常再生のスピードに戻すのか・・・
いろんなパターンで一番見ている人にインパクトがあるように考えました。
が、夜中の3時位の作業。
眠くて眠くて、
スロー動画なのか、自分の眠気なのかが分からず
何度も編集し直しました(笑)
結果…
この1カットだけで2時間位かかったかも(笑)
↑
多分半分の時間は意識が飛んでたゲド(笑)
翌日が締め切りなので、何が何でも仕上げなきゃいけない。
ようやくできたーーー!
と思ってそのままソファーで仮眠。
その間に先輩の大塚さんが納品前の最終チェックであるプレビューに出してくれてました。
ふと目覚めると大塚さんが編集機をカチャカチャしながら声をかけてこられました。
「おー起きたか!
お前がやってたとこの前の部分の尺が手直しになったから、
お前がやっといたところもついでに直しといたでー!」
Σ
「あ、
ありがとうございます!
(あれだけ編集に時間かけたスローのところ、
ちゃんと同じようになってるんだろうか…
)
・・・安全大会のところスローかけてたんですけど…(ドキドキ)」
「おー見た見た!
おんなじ様にしといたでーーー!」
…
最終のラップ取ってなかったけど、ホンマに同じ様になっとんやろうか?
…
大塚さんの作業が終わって
恐る恐る再生…。
ふつーーーにスローやん!
全っ然私が作ったのと違うーーーー!!_| ̄|○
あの2時間の作業がっ!!
メッチャ凹みました…が、
今から再度作り直す時間の余裕はナイ!
となれば、もうこのまま行くしかない
再度納品先にプレビュー。
あっさりとOKになりました・・・。
手直しになると困るけど
手直しにならない事にこれまたショックを受ける・・・^^;
私がこだわって必死になって作ったあの映像は
再生スピードも使った場所も、全く違うのに、
大塚さんにも、納品先にも一切そのこだわりが伝わらなかったってこと。
眠気を押して、妥協せず作った場所だっただけに
なかなかの衝撃でした。
じゃあ あれだけの時間をかける意味はなかったってこと!?
そうか…
自己満足だったんだ…_| ̄|○
自分にとって完璧にしたいと思うこだわったことも
人から見るとどうでもいいこと。
それにかけた時間も労力も意味をなさないということを
ぐうの音も出ないほど身に沁みた出来事でした。
あなたも他の人には全く分からないこだわりで
自分の時間を無駄に使っていませんか?

