今日は西日本豪雨災害のボランティアで被害の大きかった坂町の小屋浦へ。
大阪からいろいろ情報を集めましたがよく分からないことも多かったので、
広島の友人達に聞いたり、ネットで情報を集めたりしました。
事前の準備として、前日までにボランティア保険への加入が必要となります。
こちら、ネットでは
ボランティアをする人が住んでいる地域で加入してくるようにという説と
少しでも被災地域へお金を落とした方がいいから現地で加入した方がいいという説がありましたが、
住んでいる地域(私であれば大阪)で加入すると、
住んでいる地域から、ボランティアへ入る往復で何かあった時も保険が対応になるようですので、
住んでいる地域で加入する方がよさそうです。
加入する保険によってカードが発行され、
それを持参するようネットで書かれていますが、
私が入った保険にはカードはなく、
この控えのみだそうで、
保険に入った時に
「「カードを提出してください」と言われても
こちらの控えのみで大丈夫です」と教えてくれました。
ちなみに何か怪我をした時は
どんなに些細な怪我でも、3週間以内に申告をしないと
後から被災地に行った時に原因があったと分かっても保険が使えない場合もあるそうですのでお気をつけください。
※ケガをした時に
作業をしていたセンターで申告するのが一番スムーズなようです※
今の道路事情や公共機関の情報に疎いため
被災地までの移動はボランティアバスに乗って行くことにしました。
集合場所は広島駅北口2階のペデストリアンデッキ。
ちなみに 広島災害ボランティア情報
で ボランティア募集などの情報は掲載されています。
バスなどの情報は変わることもありますのでサイトなどでご確認ください。
私達の時は7:45集合の8:00出発。
受付にて地域の希望が聞かれたり、人数状況で割振られたりがあるようです。
長靴やゴム手(軍手)、防塵マスクやゴーグルなど
自分たちの食料も忘れてはいけません。
食事は痛みにくそうなパンやバナナなどを買いました。
パンはチョコ系やクリーム系が多く、
いつも何も思わず買い物をしているコンビニですが
意外に買えるものが少ないなぁという印象です。
飲み物はお水や熱中症対策にポカリを。
凍っていた冷凍のペットボトルもあったので、
体温を下げる時用にこちらも購入。
凍ったものは冷たい状態で飲むだけでなく
保冷剤代わりに首筋や脇などのリンパが集まったところにあてることで熱中症を防ぐこともできますので、
保冷剤代わりに首筋や脇などのリンパが集まったところにあてることで熱中症を防ぐこともできますので、
とりあえず1〜2本はあるといいかなと思います。
どの位飲むのか想像がつかず、
多くても重くて邪魔になるし、
少なくて熱中症で倒れてもなぁと悩みましたが、時間も短いので
旦那さんと合わせて合計6本購入しました。
持ってきそびれたのは
保冷バック!
今からボランティアに行く方は是非この中に食べ物などを入れておかれるといいと思います。
台湾でのランウェイがあるので日焼けはNG
ということで、完全防備です(笑)
私はめちゃ汗をかくだろうと思う時は
首にタオルを巻くだけではなく、
ハンドタオルを一枚背中に入れておくととても快適に過ごせるのでよくやるのですが、
今回は特に作業に加え暑さが気になったので、
ハンドタオルではなく、
フェイスタオルを背中に入れてみました。
が、大きすぎてゴワゴワして使いにくかったので
面倒でもハンドタオルを途中で替える方がお勧めです。
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友達の話によると、TVなどでは報道されていない地域でもかなりの被害があったようで、
口田では1.5mも浸水したようです。
メディアによく流れる一部の地域にボランティアが集中しているという話もあったので、他の地域に行くことも考えましたが
やはり地元にいないと情報が少ないため、
予定通りボランティアバスが出ている坂・呉方面にしました。
事前にバスの予約しておかないといけないかなと思っていましたが
今日は100名ちょっとの参加で、空席もあるような状況でした。
こちらでボランティア保険への加入の有無の確認があり受付。
今日の私達の内容は
床上浸水をして床がふやけてしまっていた床板をはがし、
そしてその下に溜まっていた堆積物を土嚢袋に入れるという作業でした。
熱中症対策ということもあり、
10分作業をしたら10分休むという形で行われました。
休憩の10分は長いですが、作業の10分間は本当にあっという間。
こちらは携帯のアラームを使うと ウッカリがなくなってお勧めです
お水でタオルを濡らしたり
頭から水をかぶるのも熱中症対策にはいいですので、
それ用のお水を用意しておくのもいいと思います。
「こっちの井戸水を被れ」とおっしゃって
いろいろ良くしてくださいました。
本当に人の温かさがありがたいです
お昼休憩にはボランティアセンターの方々が
冷たい飲み物やアイスなどを準備してくださってました。
今回はありがたいことにご準備頂いていましたが
行く場所やタイミングによって、
ご準備いただけないところもたくさんあると思います。
基本はやはり 長靴なども含め、最低限困らない位の準備はして行くのがボランティアでのルール。
準備していただけてるだろうとあてにせず、
もし、してくださっていたら感謝の気持ちで受けさせていただく という気持ちで臨みたいものです。
実際に、残りの水分の量を計算しながら飲み物を飲んでいたので
こうして準備していただけていたのは本当にありがたかったです。
あー
これ、本当に気持ちよかったー
生き返りました♡ちなみに、小屋浦でのタイムスケジュール。
解散してからも更に喉が渇いて3本位飲みました。
その割にはトイレには2回くらいしか行ってないんです。
個人で小屋浦に向かわれる人はナフコさんが駐車場を提供されていますので、こちらをご利用されるといいと思いますよ
お風呂に入って帰ろうと事前に広島駅周辺のお風呂やさんを調べていましたが、
なんと、お休みのようで行けませんでした。
もし休みだったらとバックアップで調べていたのが
牛田のクアハウス神田山荘
が、汗流すだけならネットカフェでもいいんじゃない?ということで、
広島駅の真横にあるフタバ@アットカフェにてシャワーを浴びることに。
しかも女性に嬉しいドレッサースペースまでありました!
シャワー代は無料ですが、タオルがない場合は
フェイスタオルが100円
バスタオル代が300円かかります。
これ、アタリ!
ボランティアバスを使われる方はお勧めですが
シャワーは3つしかありませんので、混み合う可能性もありです。
その場合は中心部のサウナなどを利用されるのもいいかもしれませんね
2泊以上される方は是非ご活用されてみてくださいね
以上ボランティアの流れでした
今回の災害は広域で起きているため
ボランティアがとても不足しているそうです。
体力がなかったり
仕事で忙しくて難しい方は是非ご自身のことを優先していただきたいですが、
ボランティアに行こうかと思うけど
手順がよく分らないから一歩が踏み出せないという方のお役に立てれば幸いです。
1日も早く被災された方やそのご家族の皆様に
たくさんの笑顔が戻ってきますように