お正月が近づいてくるとお正月飾りや鏡餅などがスーパーに並び始めます。
これらにはどんな意味があるかご存知でしょうか?
しめ縄や角松などのお正月飾りの由来は先日お伝えしましたが⇒★
鏡餅も角松と同様に年神様の依代になったり
年神様にお供えするために用意されるものといわれます。
つまりお正月の準備は「新年を祝うもの」=「1年を護ってくれる神様に来ていただくためのお祝い(お祀り)」ということなのです。
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また鏡餅の飾りにもそれぞれ意味があります。
お餅が丸い形をしているのは
名前の通り鏡を表しています。

神社に行くと鏡がご神体として奉られている神社もあるように
鏡は神聖なものとして扱われています。
お餅を鏡のように丸くかたどり神聖なものとして神様をお招きする意味があったり
この1年が円満でありますように・・・という願いを込めたもの。
またお餅を重ねるのは円満に年を重ねれるように・・・という意味や
陰陽(太陽と月)のふたつを表し福徳重なるという意味もあるようです。

お餅の上に乗せる橙は代々栄えるように・・・という意味や
繁栄を表すもの。
橙はなかなか手に入らないのでみかんで代用されることもありますが、
今回改めて調べてみると、橙は1度実がなると木から落ちず4~5年は木から落ちることがないそうで、
その状態でも毎年実をつけるのだからなのだそうです。
代々繁栄する・・・と言われる所以に納得しました。
柿は長寿の木として有名ですが、喜びごとを表す「嘉」と「来」を合わせて
幸せが「かき集まる」という語呂からきており、
飾る時は2バージョンあると言われています。
「外はニコニコ、仲、むつまじく、共に白髪が生えるまで」という
外側2個ずつ、内側に6個の合計10個のパターンと
「ひとりひとりがみんな幸せに」という
外側が1こづつ、内側3つの合計5つのパターンです。
先程のお餅が鏡に対して
橙は勾玉
串柿は剱に例えられ、これで3種の神器が揃います。
後は必ず飾られていのはウラジロですね。
こちらは名前の通り裏が白いシダの葉。
裏が白いというところから清廉潔白で汚れのない事と
白髪になるまでの長寿を祈るものとして。
また、左右が対称であることから夫婦円満や
古い葉が落ちず、次々と新しい葉が生えてくることから繁栄を願うものとされています。
ウラジロの上には邪気払いや、神域を表すための紙垂もしくは御幣が飾られます。
その他喜びごとが集まるようにという意味や子孫繁栄のために昆布や
(広布(ひろめ)、夷子布(えびすめ)等のおめでたい呼び方もします。)
長寿や成長を祈るための伊勢海老を飾るなど地域などによって飾り方はいろいろあります。
鏡餅ひとつにもたくさんの想いが込められているお正月。
今年はそんな由来を少し意識しながら鏡餅を飾ってみませんか?
※ちなみに29日と31日は飾っちゃダメですよ~





