「カルマ」とはよく聞きますが、どのような意味があるかご存知ですか?
「カルマ」とは仏教用語で「業」という意味になります。
では「業」とは一体何なのでしょう?
「業」とは一般的には「自業自得」や「善業」「悪業」の「業」といわれてます。
カルマには「良いカルマ」と「悪いカルマ」が存在しますが、通常は良くないカルマ(罪)を「カルマ」として呼ぶことが多いので、ここでのカルマの説明も「良くないカルマ」に焦点を絞ってお伝えいたします。
人は何度も生まれ変わるといわれます(輪廻転生)。
生まれ変わりの時、前の人生で良くない事をしていた場合、前世でしてしまったことを清算するため、ちょっと厳しい人生を選択するように生まれてきます。
また今世でも人を傷つけるようなことをしたり、「自分が取り組まないといけないこと」と知っていながら、いつまでも課題から目を背けていると、来世まで持ち越さずに、今世の内にカルマを清算しないといけなくなる場合もあります。
例えば病気や、思いもよらない事故に突然巻き込まれる などはカルマの清算ということが考えられます。
カルマは清算前に必ず警告としてちょっとしたトラブルがメッセージとしてやってきます。
他にも何度もメッセージとして来ているのに本人がそれを改善しない場合・・・
人の話を聞かない人には耳のトラブルが、
目の前のことを見ようとしない人は目の周りのトラブルがあるなどもありますが、
その他にもいろんな形でカルマは清算されます。
本人が気が付かない場合、家族を通じて気づきを促す場合や、家族に起こるトラブルでカルマが清算される場合もあります。
カルマを作らない方法はただ一つ。
目の前のことに逃げずにちゃんと取り組むこと。
「取り組む」と決めたら文句を言わないこと。
スピリチュアルのことを知らなければ「運が悪かった」で終わることかもしれません。
でもそれは「運」ではなく、実は自分が招いたことなのです。
宿命 とカルマは複雑に絡み合っています。
宿命からくる学びの課題をしっかりと乗り越え、新たなカルマを作らない様にしていきたいものです。