膝の手術、そしてその直後 | あすぴ in Dancerland
来たる、というには、急に決まった手術の日。
トウカイズムの次の日。

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12/3に、前十字靭帯と半月板の大手術を、
同時にやっちゃうという神業オペを受けました。

私の先生は、すごい医師だということを、後から知りました。

でもね、そりゃそーよね。
2年半前から辿ったら、5人目の先生。
フィフスオピニオン。

手術ヤダヤダ言ってた私が、
初めて、手術を受けよう、て思えたのは、
この先生が初めてだった。
素晴らしい人でないはずがない!

神だ。
先生の神棚つくろう。w



手術室までは
歩いて行き、笑

マッサージの時と同じノリで
手術台に自分で上がって仰向けになる。w


麻酔、5秒で落ちるよ、て言われても疑ったけど、
3秒で落ちました。笑

先生がカウントダウンしてくれて、
5.4.3...
はい、‥2..1..は、覚えてないですw
意識なくなりました。



こっからは
ちょっと怖い話だけど、
正直に書きます。


全身麻酔は、私の身体にはかなり負担が多く、
目が覚めたら地獄。

ノドの管で息ができない。
管抜いたら、
胃袋から水をゲボゲボ吐き、
震え、痙攣が止まらなくて、
過呼吸で苦しい。
↑この状態なのに、付き添いのおとんは帰宅。w


息子を産んだ時は、
帝王切開の後、お腹すいて死にそうだったのに、
全然食欲わかない。


身体から5本の管やコード、点滴がつながれ、
左脚が重くて重くて、
100本くらい針を刺されてるような
膝の術後の痛み。

ちょっと待ってよ、聞いてねーよ。

こんなに痛いの?

点滴から痛み止めを入れてもらうんだけど、
「え?これで?」って言うほど
痛み止めになってない。笑

ちゃんと薬が入ってるのか、看護婦さんを疑う。笑

寝れないし、
LINE読んでも全然頭に入ってこないし、
気を紛らわしたいけど、
何をしても「痛い!」が脳裏の先頭。

ドラッグ漬けと言われてもいいから
とにかく私に薬を盛ってくれ!!!




目の下クマで真っ黒の次の日。

この痛さなのに、足首を動かしなさい、と言われる。
ちょっと動かすだけでも痛みが響く。

鬼だ。

これで足を動かせとか鬼です。

痛くて泣いちゃうんだけど、
泣いちゃう自分を弱虫だとは思えないくらい、
本当に助けて。

もしも痛みが取れるなら、
10万円ぐらいまでなら払います。






↑この動画は2日目くらい、かな?
膝の刺さってた管を抜いた日です。
※てか、管が入ってるなんて気づかなかったよ。
ギブスがゴツすぎて。w



この日から、
痛みに耐えながら
アホみたいに時間をかけてトイレに行き、
アホみたいにゆっくり車椅子に移動して、
リハビリ室へ行く。


そして、
もっとも恐ろしいリハビリの課題。

この針刺しの膝に
グッと力を入れなさい、という。



ねーリハビリ先生?
頭おかしいの?
それとも私に恨みでもあるの?
そんなことできるわけないよね?
こんなに痛くて
傷口もグロくて直視できないのに、
グッと力を入れる??!!
エクスキューズミー??!!


「気持ちはわかるけど、やってみて」

はぁ。
仕方ない、、、


、、、、、

、、、、おそるおそる。


、、、ッ。




ッッッッ!!!?????!!!!!


痛ッッッッタァーーーーー一!!!!!!!



私、先生という名の人に駄々をこねながら
痛くて泣いたのは、
高校生の時、ダンスでストレッチをグーーーッと押されすぎて、泣いた記憶があるけど、
それ以来かも。




もうリハビリステーションに
私の泣きじゃくる声が響く。

隣のおばあちゃんも
同情の目。

斜め後ろのおじいちゃんも
「あららら、、、」て言ってる。


担当のリハビリ先生も
とても困った顔してる。


でも仕方ない。痛いもんは痛い。
怖いもんは怖い。
涙が止まらない。


この場に、息子がいなくて本当よかった。
こんな姿を見せたら、
母としての威厳は一生消える。

泣き叫んで、リハビリ室を後にしたら、

病室で、ぐったり。

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↑この位置から、ずっと動けない。

もう何もやれない。

誰か。


助けてください。
神様。




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車椅子って
本当、偉大。


コレがあるだけで、私は、移動ができる。

ベッドから離れ、
自分でトイレに行ける。


なんて素晴らしい発明だ。