翌朝7月21日
診察、状況は変わらず…
病棟から聞こえる他人の赤ちゃんの泣き声に涙が溢れる、
旦那さんは仕事を休み赤ちゃんの所へ行ってくれた。
ビデオを撮って私に見せてくれた、アクビしたりないたり笑ったり色んな表情見せてくれた。
早く会いたいなぁ
おっぱいあげたいな。
7月22日この日から旦那さんは毎日 山形から仙台へ仕事で通い 退院する日まで一日も欠かすことなく、赤ちゃんと私お見舞いにきてくれた。
入院して一週間 全く状況が変わらず連日の高熱40度からなかなか下がらない
もう心もカラダも一杯一杯だった。
家族に迷惑かけてるから気持は焦るし、赤ちゃんに会えない情けなさで落ち込む
我が子に会えない事が本当に辛くて。
それでも、会えた時は目一杯おっぱいを飲ませたくて3時間起きにおっぱいを絞った 夜中も目覚ましかけて絞った。
一方、赤ちゃんは日に日に回復し保育器を出てもういつでも退院できる事になった。
転院先の病院のはからいで、初産なので赤ちゃんを転院させてもらうことになった。
ただ、赤ちゃんが凄く元気で問題なければ、赤ちゃんだけ5日で退院になると言われる。
7月30日
入院してきて始めて36度の平熱になった。
あと少しなのか、そうじゃないのか…朝が来る度 今日こそは!と期待し夜になると 今日もダメだったと落ち込む。
だけど、今日はいよいよ息子が転院してくる日!
赤ちゃんが来るのは14時過ぎの予定だけど、5時に起きてソワソワしてる私。
朝からウロウロしてるもんだから
看護師長さんが『いよいよ会えるね!赤ちゃん!今日までよくガマンしました?』って声を掛けてくれた。
15時前、旦那さんと両親が赤ちゃんを連れてきてくれた、母に抱かれた息子は想像していたよりずーーっと小さかった。
今でも忘れない 本当に感動だった。
ありがとう。
ありがとう。
って何度も言った。
この先、育児で悩む日がきたとしても、この日のこの事を思い出せば何だって乗り越えていける気がする。
息子がきた日から私はみるみる元気に!抗生剤も抜けて点滴も外れた。
長くなったので、つづく。