※大岸明日香はブログを書いています

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劇団ドガドガプラス所属の女優・大岸明日香です。
芝居したり歌ったり踊ったり、そんな日々。

 

【ドガドガプラス 復活祭ー2作品連続公演ー】

 

昨年夏、そして今年の冬、コロナ禍で中止になった2つの作品を、「ドガドガ復活祭」と銘打ち連続公演します。

2020年2月に上演した「色指南」以降、2年半。

いろいろな想いを背負っての公演です。

今度こそ、浅草で歌い踊り、叫び散らかしたい!!

そんな気持ちで臨んでいます。

両作品とも、思い入れの強い作品です。そして、自信をもってお届けできる作品です。

熟成期間を経てさらにパワーアップした2つの作品、一緒に楽しんでください!!

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7月30日〜8月5日

「金色夜叉・改」

https://ticket.corich.jp/apply/141038/102/

8月19日〜8月25日

「春琴SHOW‼︎」

https://ticket.corich.jp/apply/141039/102/

 

浅草東洋館にて連日19時開演

 

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「金色夜叉」では情熱のアイスクリーム(=高利貸し)赤樫満枝を演じます。

1年前、がむしゃらに頑張った役。これをやりきれなかったら死ねないってくらい私にとっては大きな役です。

(これの一個前の記事にいろいろ書いてますが)

金色夜叉は再演して欲しいって声も多かった作品なので、さらにパワーアップした姿を見て欲しい!

マジで見て欲しい。満枝をやって、私はだいぶ変わった気がします。

 

「春琴SHOW‼︎」で演じるのは樺島芳子、又の名を怒論如(ドロンジョ)。

清国の王女として生まれ日本で育った川島芳子をモデルにしたキャラクターということでいろいろ文献など勉強しましたが、本当に凄まじい人生を歩んでいる方です。劇中で歌う「最悪な俺だけど」が本当に最高なのでまじで見て欲しい。(2回目)

 

————公演詳細————

◆金色夜叉・改

 

日時

2022年7月30日〜8月5日

連日19時開演(開場30分前、受付開始18時)

 

劇場

浅草・東洋館劇場

 

出演

丸山正吾/野村亜矢/大岸明日香

 

好井ひとみ/中瀬古健/古野あきほ/コビヤマ洋一/

石川美樹/佐々木健/蜂巣和紀/麻生金三/

平塚あみ/武田治香/前原未晴/石井仁美/

名倉周/緑川良介/谷口航季/たつや優/佐藤亜柚/椿千優/早川咲月/

池田楓/小鞠/大西航希/岩元博希/久遠剣司

 

チケット

一般前売り4500円

学生前売り3500円

 

ご予約はこちらから

https://ticket.corich.jp/apply/141038/102/

 

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◆金色夜叉・改

 

日時

2022年8月19日〜8月25日

連日19時開演(開場30分前、受付開始18時)

 

劇場

浅草・東洋館劇場

 

出演

野村亜矢/大岸明日香

 

加山徹/古野あきほ/淡海優/コビヤマ洋一/渡邊景日/

石川美樹/璃娃(レイアイ)/佐々木健/

平塚あみ/武田治香/百合沙/麻生金三/谷口航季/太立健/中村賢吾

石井仁美/佐藤亜柚/椿千優/早川咲月/池田楓

 

チケット

一般前売り4500円

学生前売り3500円

 

ご予約はこちらから

https://ticket.corich.jp/apply/141039/102/

 

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ツイッターでは稽古場日誌を書いてます。

日々成長していく作品の模様を呟いてるので是非みてくださーい!

 

1年以上ぶりの更新になってしまいました。

 

8月21日から本日まで上演予定だった「金色夜叉・改」は、全公演中止となりました。

楽しみにしてくださっていた皆様、申し訳ありません。

今回の中止はキャストから新型コロナウイルス感染症陽性者が出たことを受けての決定でしたが、陽性と確認された方も容態がだいぶ落ち着き、また陰性だったキャストの自宅待機期間も間も無く終わるということで、ほっとしています。

ほっとしている今のうちに書けることを書いておきたいと思います。

つらつらと長文になってしまいましたが、これはただの自分語りです。

 

正直めっちゃ悔しい。

でも、こんなに悔しいって思うんだってびっくりもした。

私こんな満枝やりたかったんだ、見て欲しかったんだって驚いた。

 

満枝をやる方向になるぞ、って決まったのはノジケン追悼ライブの直前くらいでした。

その前からキャスティングは進行していたけど、明日香は女学生か、じゃなかったら軍人あたりを書き換えるかな…

っていう話をしてたから、もちろん私もそのつもりでいて。

初演で満枝を演じたゆうきさんが出られないって決まって、じゃあ明日香、やってみる?って言われた時も、嬉しいとかやってみたいってよりも「まじっすか?」って気持ちが強かった。

そっからまあいろいろあって、劇団員のあやたんには何回も泣きながらもう無理、8月出るのやめる、って電話したり(その節はご迷惑おかけしました)

望月さんのブログにも書かれちゃってるけど、稽古場で号泣して過呼吸になったり(ほんとに関係者のみなさんすみませんでした)

もうずっと、本当に私が満枝で大丈夫か?って気持ちがほとんどで、正直しんどくて仕方なかった。

読んでも、考えても全然たどりつけなくて、やっぱり私には無理なのかなって何度も思ってました。

 

最後のシーンのステージングが終わって、その翌日かな?2幕の通しをやって。

そのすぐ後に全幕通しを初めてやったと思うんだけど、そのときにやっと「あ、これ楽しいな」って思えて。

自分の出てるシーンはともかく、作品がどんどん立体的になっているのを見てたらどんどん嬉しくなって。

何度もやりたくないって思った役、こんな役は初めてだったけど、だからこそ胸を張って板に立とうと思えた役でもありました。

 

「楽しい」「見て欲しい」っていうのは私の主観であって、実際幕があいてお客様の評価がどうなったかはわからない。

もしかしたら共演してるみんなや望月さんからもおいおいって思われてたかもしれない。

でも、一度でもいいから、見て欲しかったなあと思います。

2021年の私が演じる、2021年の夏にこの座組が作り出す「金色夜叉・改」を。

言っても詮無いことですが、思っていることなので一旦言います。

 

とはいえ、またチャンスは巡ってくるはずなので。

その時に一段と深化した「金色夜叉・改」が誕生すると信じて、一旦はこの荷物を下さなきゃいけないな。

いつもなら、キャラクターが自分の内側でだんだん育っていって、それが千穐楽が終わった時にすぽんってどこかに卒業していくような感覚なんだけど、今回はそれがなかったものでなんだかずっと胸の中に満枝が巣食っているようで不思議です。

いつかリベンジするにしても、ずっとここにいてもらうわけにもいかないので。

お部屋の片隅にでもいてもらって、機会が巡ってきたらもう一度ここに戻ってきてもらいます。

満枝さんがうちにいたら、なんか金運上がりそうだし。

 

というわけで自分語りになってしまっていたたまれないのですが、この千穐楽だった日でちゃんとけじめをつけて、次の作品に移りたいという、ある種の供養でした。

陽性だった方はもちろん、長らく自宅待機をお願いしてしまっている関係者の皆様が一刻も早く元の生活に戻れますように。

そうしてまた元気で、稽古場で会えたらいいな。

 

まだまだ治る気配のない世の嵐ですが、どうか一人でも辛い思いをする方が少なくなればいいなと思います。

今回のことで、身に染みて「足ることはない」と感じました。

今は最大限気をつける、ということしか出来ないのが歯痒くもありますが、今回の件は確実に経験になりました。

間も無く私も次の稽古場に合流ですが、細心の注意を払って臨みたいと思います。

 

応援してくださっている皆様も、連日のニュースや中止報告など、気の落ちる事柄が多いと思います。

また必ず元気が出る作品を届けますので、笑顔で劇場で会えるよう願っています。


その日まで!

4月から始めたドガシアター も4回目になりました。

来月で折り返し。

 

3月2日、なんとか逃げきるようにして終演した「色指南」から数ヶ月経って、本来なら今頃は顔合わせが終わって稽古の序盤でしょうか。

初めてドガに参加した2014年からずっと変わらない8月の恒例行事だったので、なんだか変な感じ。

 

4月に8月に30回公演をやるのは見送ろう、と望月さんから連絡がありました。

そのときは、そうか、まあそうだよな。って感じだったんだけど、こうして「本当だったら走り回ってた7月」が来たら、やたらと現実に感じられています。

それは5月6月の漠然とした「なんだか暇だなあ」っていう感覚から、「なんやかんやとやることはあるのに体力は余っている」という段階に私の状況が変化したのがきっと大きなところだと思う。

 

最近は、新小岩の香りがなつかしい。

このごろのブームに乗っかってやたら増えたタピオカ屋さんを、どこがお気に入りだとか言って稽古後に買って帰るのとか、

はやく駅についちゃって近くのコンビニでパソコン広げて時間潰すのとか、

怪しい小道具運んでて職質うける先輩を見て爆笑するとか、

終電ギリギリまで安い居酒屋でああでもないこうでもないって言い合うのとか。

当然これはドガドガじゃなくたって、どんな現場でもやっていることなんだけど、6年間で覚えた場所の景色はやっぱり恋しいものです。

 

非常事態宣言下の私はぼんやりしていた。

毎月の配信がある手前、差し迫ったタスクが常にあったせいか、逆にそれ以上のハングリーさみたいなのがもう全然なかった。

SNSでは仕事仲間たちが毎日のように『芝居したい』『劇場行きたい』って言ってて、それを見てもなんていうのかな、「ふうん」って感じだった。

学生の頃から目を背けたいことから目を背けるために予定を詰め込んで、小さなタスクを消化する達成感で生き延びてきたから。

だからこうして強制的に立ち止まらなくてはいけなくなったのは、結果いい経験になったかもしれない。

何ができるのか、何がしたいのか。どう生きたいのか。

べつに深く考えたってわけでもないけど、ぼんやりと、いろんな選択を並べて考える隙ができた。

 

だからと言って何が変わるわけでもない。

ここで宣言したいことがあるわけでもない。

この夏はいつもと違う。この年はいつもと違う。

 

ドガドガへの所属を選んだのには、2月8月に決められた定期公演があるのも理由だったんだと思う。

ルーティーンとしての公演があれば、それに伴ってスケジュールを決められる。

実際所属したのは大学在学中だったから、夏休みと春休みに稽古がかぶってくれて都合も良かった。

まあ、書きたいことをつらつら叩いてるだけなので結論とかないんだけど、当たり前に来ると思っていた8月が今年は来ないっていうのが寂しいよね。

というのを、昨年の夏公演の映像を見ていたらふと感じてしまったというだけなんだけど。

今年の夏は何をしよう。

たのしいことがしたいなあ。

「色指南ー或る噺家の恋ー」全日程が終了いたしました。
今回はもうほんとうに、どこもかしこも大変な状況での公演となりましたが、ひとまずは無事に終えられてほっとしています。

皆様のご来場、ご声援、本当にありがとうございました。



1年ぶりの新作。
今回は〈戦争に勝っていた頃の日本〉が舞台ということで冒頭からぶっ飛びまくったシーンで始まる楽しい公演でした笑
一生分の「万歳!」を言った気がします。



「色指南」を舞台化する、という話は1年ほど前から聞いていて、うめのを演じるにあたっては三味線の稽古などもあったので、いつもより長く接した役になりました。
ドガドガでは基本的に走り回る役が多かったのですが、うめのは〈黙して語らぬ手生けの花〉という風情で大変苦労しました笑





丸さん、悟一さんとお芝居ができて本当に勉強になりました。
兄貴のように父のようにいろいろとアドバイスいただき、本当に感謝です。

うめのはねぇ、物語も終盤になってから語り出すキャラクターだったのでそれはもう緊張しました。
スタンバイ中ほんとに震えた笑



2幕冒頭の『あなたは誰?』
ありがたいことに歌よかった!と声かけてもらえることが多くて幸せでした。
もともとの台本にはうめのの歌はなくて、全編完成した後に付け加えられたシーンでした。
曲のラフを聴いた瞬間、絶対あゆとS健さんに踊ってもらいたい!と思い、それが叶って嬉しい!



あゆの表情が大好き。
S健さんの創る踊りは、なんていうか、やらしくない意味でえろい。
当たり前ですが私は前から見られないので、ふたりの表情や1番で登場する禄助と雨之雀の背中を観たい!!客席から!!ってめっちゃ思ってました。




自分のセリフではありませんが…

「『非常時にあって演劇などに興じているのはいかがなものか』配属将校さんの提案に校長先生までまんまと乗っかって、今じゃああたしたち防空演習に慰問袋、千人針の街頭活動に大忙し…」

1幕の最後、女学生たちのシーン。
演劇部は活動中止、憧れの宝塚歌劇も戦時下で上演できず夢を諦めた少女たちのセリフ。
稽古中は〈歴史の中の言葉〉でしたが、この世情の中でとてもリアルというか、私たちの心情を反映するセリフになってしまった。

それでも公演中止にすることなく、最後まで予定通り上演できたのはラッキーだったのかもしれません。
様々な事情のある中、劇場まで足を運んでくださった皆様、
あるいは今回は行けないけど応援してますと声をかけてくださった方、
そのひとつひとつの思いのおかげだと感じています。





一刻も早い事態の収束を願い、またいつもどおり劇場で笑って会える機会を作るために邁進していきます!

とりあえずは、今から荷下ろしとお片付けです😶
眠いけどがんばる。笑


キャストやスタッフの皆様、お疲れ様でした。
本当にありがとうございました!


何よりも、最後まで見届けご声援いただいた皆様に心からの感謝を込めて。


うめの 役
大岸明日香



写真…伊藤勇司


この公演でドガドガに携わって丸6年、7年目に突入します。
オーディションを受けたのが18才、初めてドガドガを知ったのは高3のころでした。
(その時制服で観に行ったから、未だに望月さんはオーディションをセーラー服で受けにきたと勘違いしてる)
(そもそもオーディション受けたのは大学入ってから)
(それにうちの高校はブレザー)



ふと、初めて出演した「浅草ロミオとジュリエッタ」の稽古前、ワークショップでやったセリフを思い出しました。



『寂しいんじゃないの?って……寂しいに決まってるじゃねえか』

番外公演「問わず語り」で、空襲続く防空壕で戦死した夫のお父さん=義父と関係を持ってしまう未亡人のセリフ。
当時全然理解できなくて、悔しくて大泣きしながらやってたなぁー笑

世の中で起こっていることには抗いようもなく、今できることを精一杯努めることしかできませんが。
仕方がない、みんなつらい、そんなのわかってるけど悔しいししんどい。

だからこそ今日、いま、この瞬間を見届けてくれるお客様のために全力で演じます。
少しでも元気になってもらえますように。