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子育て:子供の安全は夏休みから

 
 「重そうだな~」

 「・・・」

 「もうすぐ夏休みなんだな?」

 「・・・」

 「夏休みはいつからだい?」


先日、たくさんの荷物を抱え、ダラダラと歩いている小学校低学年の男の子を見かけました。

重そうな荷物の一部はコンクリートを引きずっています。
夏休み直前のこの時期は、こうした子供達をよく見かけます。

そこへ、元気のよい初老の男性が追いつき、少年に声をかけました。
男性は見るからに、近所の人という感じの方です。
辛そうな子供の様子に、可愛さからつい声をかけたのでしょう。

しかし、少年はどの声がけにも応えることはせず、あれほど一歩も歩きたくないような歩調だったのに、徐々に速度を速め、しまいには逃げるように走り去って行きました。

子供達が事件に巻き込まれることが後を絶たない昨今です。知らない人に声をかけられても話してはいけない。急いで逃げなさい。親から耳にタコができる程教え込まれていることでしょう。

一方、子供の安全は地域から、と銘打って取り組みを始めている地域の大人達も存在します。地域の大人達が、声をかけ合って子供を犯罪から守ろうとしています。

しかし、こうした光景を目の当たりにしますと、その矛盾に一番戸惑いを感じるのは子供達自身ではないでしょうか?

地域には、顔見知りの大人が少ない中で、子供達にその見極めができるのでしょうか?

私も、一人のおばさんとして、というより、おばさんは時によく子供に話しかけます。が、この初老の男性と少年を見かけた時に、実はゾオッとしました。

誰が良い人で、誰が悪い人か?
この人は近所の人なのか?それとも恐い人なのか?

子供達にしてみたら、話しかけて来る知らない大人はみんな悪い人・・・。
~なのかも知れません。


それでは子供の心の健康に良くありません。社会の大人には善良な人はたくさんいます。現に子供達を守ろうとしているのですから。なので、常日頃から子供達にそうしたことをわからせておく必要があると考えさせられました。

それには、子供と地域を歩く時に、やはり親自らが近所の人と挨拶を交わしていることがとても大事なことだということです。

親が挨拶をしたなら、子供もその場で挨拶ができ、そのおじさんやおばさんのことを覚えます。そうすれば、その後子供が一人の時でもそのおじさんやおばさんに挨拶ができるでしょう。

こうした当たり前のことではありますが、地道に行っていくことこそが、地域の協力を得、子供の安全を守ることにつながるものと信じます。

夏休みは、親子で外出する機会が多くなるかと思います。この機会に隣近所の大人の方たちと、先ずはご挨拶から始めていって欲しいものです。





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            ASKA相談室   森 あすか

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