「今日はありがとね」
「うう~ん」
「たいくつだったでしょ」
「ぜ~んぜん」
「ありがと、おかげで楽しかったよ」
「うん、ぼくも!」
この会話、最後の「うん、ぼくも!」という言葉を聞かなかったら、親子の会話って気づかないですよね。
これは、先日駅のホームで聞こえてきた、この春幼稚園年中になった男の子と母親の会話なのです。
なぜ、この春年中になったことまで知っているのか?って、それも聞こえてきたのです。
「ネンチョウ?ネンチュウ?」
「◯◯は年中だよ」
「ネンチュウ?ネンチョウは上?」
「そう、ネンチョウは一番上」
「そっか、ネンチュウね」
親子連れの買い物風景はたくさん目にしますが、大概はこのような光景ではないですよね。
~ お出かけ編:お子さんにどんな時声をかけていますか? ~
という、問いかけをよくします。
買い物に夢中であったり、人ごみで迷子にならないよう気配りをしたり等々、お母さんの外出時の心理状態は平常時とは違うものです。
お子さんは、目にするもの目にするものに興味を持ちテンションは上がり、やはり平常時の心理状態とは違っているはずです。
この、平常時と違う心理状態の親子がある程度の時間を平常時と違う場所で過ごす訳です。
母親は、自分が平常時の心理状態でないのだということには気づかず、子供のハイテンションにイライラします。
「ウロウロしないの!」「ちゃんとお母さんのそばにいないと迷子になっちゃうよ!」「触っちゃダメ!」「それは関係ないの!」「いいから、おとなしくしていて!」
お出かけ中の子供への声がけ、こんなところではないでしょうか?
子供は、自分と関係のない場所で、母親のそばから離れることを許されず、目新しい物への感想や質問も許されず、ともすれば話すことも許されません。
とにかく黙ってカルガモの親子状態でいなければならないのです。
それはある意味仕方のないことです。そういうことはこれからもたくさんあるでしょう。
だからこそ、です。
お母さんには、そうしていてくれることに、声をかけてほしいのです。
それこそ先ほどの母親のように。。。
「たいくつでしょ?」「ありがとね」
そのほかにも、「もう少しだからね」とか、「これどう?」など、一緒に品定めをしてもいいでしょう。
大事なことは、子供が親の買い物につき合ってくれていることに感謝と労いの気持ちを持ち、それを声に出して伝えることです。
母親の声がけで、子供はたいくつであっても我慢することができるのです。そうして、人のために自分の時間を使うことを覚え、それによって人は喜んだり満足したりすることを感じ取っていきます。
出先での声がけは、叱るより感謝の言葉を・・・でありたいですね。
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