私の腎臓病が分かった時から
母はずっと「私の腎臓をあげるからね」と言ってくれていた。

私は血液透析をしてる父を見て育ったし、
母に負担をかけたくなかったし、
移植という選択肢はあまり考えていなくて、いらないよ、ってずっと言っていた。

認知症になった今の母がどう思っているのか、
移植についてどこまで認識しているのかは分からない。



でも。
もし、母があと10年も経たず死んでしまうのなら。
前頭側頭型認知症の予後と寿命を知ってから。
母が死んでから腎臓がほしいと思った。

やっぱり透析は不便だろうし、
燃やしてしまうぐらいならほしい、
そう思ってる自分がいた。
本当は移植がしたいんだと思う。


でも、
身内優先ができるとはいえ、
私に合わなければ他の人にいくわけで、そこは母がどう考えているのか分からないし、
母が70歳を超えて亡くなるかもしれないし、
母が亡くなる頃にまだ私は移植が必要ないかもしれないし、
クレアチニン3で移植の話はまだ早いとも思うし、
何よりデリケートな話な気がするし、
でも母の認知症が進む前に話しておかないといけないなとも思うし。
そこまでして私は腎臓がほしいのか?とも考えるし。



私の病気が進行していつか腎臓が使えなくなるのも
母の病気が進行していつか死んでしまうのも
事実なわけで。



母に話すなら、まだ会話ができる今のうちにとは思うけれど。

どうしたらいいんだろう。