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起業をして、今ではようやく母を温泉旅行に招待をしてあげられるようになりましたが、母にはずっと応援をしてもらっています。
18歳でアメリカ留学を決めた時。
25歳でメキシコ人と結婚を決めた時。
頑張っておいでね。
でも、辛くなったらいつでも帰ってきて良いんだよ。
その安心感があるからこそ、私はチャレンジする勇気を持てたんです。
私の父は、ずっとインドネシアで単身赴任していました。
後に発覚するのですが、いつの間にか借金を作り、実家を抵当にいれて
インドネシアに奥さんを作り、隠し子もいた。(しかも4人も)
母は、まだ未成年だった私の弟と祖母(父方の母)、そして実家を守ろうと、祖母の介護をしながらフルタイムで仕事をしました。
でも、結局実家は無くなり、両親も離婚。
祖母は「迷惑かけたく無いから施設に入るよ」と、実家の介護ベッドで横になったまま涙を浮かべて言いました。
あれから何年も過ぎました。
祖母も父も亡くなりました。
私たち夫婦には子供はいませんが、私には大好きな妹と弟がいます。
それぞれ結婚して、家庭もあります。
実家があった場所には、新しい家が建ち、知らない人が住んでいます。
私は起業をして数年後、夢のマイホームを建てました。
実家はもうないけれど、いつでも家族が集まれるように。
今も、母がたまに言うんです。
実家がなくなったあと、明日香たちが帰る場所が
無くなっちゃって、申し訳ない気持ちなのよ。
お母さんは、私達を守ろうとあんなに頑張ったんだから、そんな風に思わないで良いんだよ。
実家がないのなんて、別に私たちだけではない。
そう伝えても、やはり母の愛なんだろうな。
母は豪華なホテルに泊まりたいとか、素敵な食事がしたいなんて、一回も行った事がありません。
明日香たちに会えたら、それだけで嬉しいよ
って言ってくれます。
旅行のご招待も、もしかしたら私の自己満足なのかもしれません。
でも、まだまだお母さんに褒められるのも嬉しいので、毎年の旅行に付き合ってもらおうと思います。
そして今進行中のAsks式英会話コーチ養成コース。
それぞれ色々な想いを胸に、コーチデビューしています
自分のため、家族のため、クライアントのため、
本気で頑張る姿は、涙が出るほど美しいですね
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