2007年3月1日ミクシーに残してある日記から

 

2月26日13時半・・・

息子(長男)が転落したとスキー場から連絡
意識は戻ったが 下肢が動かないと知らされ
転落して6時間後に対面した息子は 内臓に血がたまり輸血しないと危険であること 背骨が折れ、脊髄損傷のため下半身が麻痺ていると告げられました・・・・
夢であってほしいと 何度も思いましたが現実でした。

地面に落ちた瞬間に足の位置が変で 感覚がなくなるのがわかったそうです。

人の気配を遠くに感じたとき、

「助けてー」と叫んだけど 声がでなく呼吸も苦しくなり死を感じた時

友人がみつけてくれ、死なないかも・・・と思い意識を失ったようです。

 

息子が転落したのを偶然後方を滑っていたご夫婦がみていて  

救助隊への連絡 息子の友人への連絡を別々にしていただけたと後でききました。 息子の命の恩人です。

 

発見から病院に着くまで 携帯で詳細を知らせてくれる友人

その様子から脊髄損傷は覚悟しました。

 一緒に行った私の同僚が 病院の壁をたたいて泣く姿をみた時、泣き崩れそうになっていた私だったのですが

ここで取り乱す姿をみせたら彼を苦しませる

「大丈夫だから」と自分にも言い聞かせ彼の背中をさすった光景が今でも目に浮かびます。

あれから 17年 早いものです。

怪我をした瞬間から、泣くことなく現実を受け入れた息子 

彼の暢気さに私達はとても助けられ、私も強くなれました。

息子の入院の様子は 過去の日記にも書いていますが、過去の同じ日に振りかえるのもありかな。

 

追記 私の左足の痛み・・なにかの拍子で劇痛に襲われるのですが 瞬間なので 病院へいくタイミングが難しいです。