EBMとは WIKIPEDIAによりますと>>   EBM


根拠に基づいた医療(こんきょにもとづいたいりょう、EBM:evidence-based medicine)とは、「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」("conscientious, explicit, and judicious use of current best evidence") 医療のあり方をさす。エビデンス(臨床結果)に基づく医療とも呼ぶ。

治療効果・副作用・予後の臨床結果に基づき医療を行うというもので、専門誌や学会で公表された過去の臨床結果や論文などを広く検索し、時には新たに臨床研究を行うことにより、なるべく客観的な疫学的観察や統計学による治療結果の比較に根拠を求めながら、患者とも共に方針を決めることを心がける。


ということです。
医療者などが行う、西洋的な治療がその根拠とするところです。
エビデンスがないものを否定はしませんけれども、効くとわかって(場合によっては効かないとわかっていても)行う医療であり、ABCのチーム分けでいえば、チームA の 持ち分になります。

チームB は 家族などが支える、精神的な支持
チームC は 周りの社会が、就労支援や創薬開発、啓発などで広く支えることと区分できます。

その、チームA が エビデンスを無視した状況で、治療に走ると、結果が期待できないことになりますが、これが、「効く場合」があるので、話が厄介です。
治験をやっている場合などで、いくらかの症例で効く場合があるのは、ある意味当然であり、それを期待して治験をやるわけです。中には、劇的に効果がある場合があり、そこだけを取り出すと、「夢のような治療法」 になるわけです。

夢のように効く場合もある、けれども、統計的はこうである、というのが、出来上がってはじめてエビデンスであり、治療をはじめる前に効果が予想できる事になります。

統計データを無視しての、夢のような事例を取り出して宣伝することは、お薬の承認を受けていないからこそ出来ることでもあり、危険なのかもしれません。

ただ、EBMでない治療しか、選択肢がないと言われることもあります。その場合、「そいつらは、グルではないか?」と言う事を片隅に考えておかねばなりません。利益相反という言葉があるように、当該EBMに基づかない治療の関係者から、利益供与がないかどうかを患者が知る方法はかなり限定的です。

では、何がEBMか? それは、患者自身が勉強するしかありませんのですが、ケースによって、最良の治療が(これが、標準治療と言う呼称だから始末が悪い)何かというのを把握したうえで、これを受けるか拒否するかを判断しなければなりません。(それも早いこと)

チームA は ある意味、医療と言う行為を提供する、商売人(!)でプロフェッショナルですので、自分の持てる最大限の力を出してきます。残念ながら、地域によって、最新鋭の武器がないところもありましょうが、少なくとも、世界のどこにどのような武器があるかは知っていて、教えてくれるはずです。それを知るために、ガッカイなどという集会を開いているのだと認識しています。自分の武器が、いつまでも最新鋭で最良で、患者さんのためになると、ずーっと思っている医者は、ガッカイにはいかないのだろうと思います。知らないことの幸せと言うのはあるのかもしれませんが、患者にとっては、残念なことなのかもしれません。

医者が、学会に行くので休診で、ということが、患者にとっての幸せにつながるということだと思っています。自動車の運転免許の更新時に、数年分の交通法規の改正を教えてもらいます。医師免許の更新があるのかないのかわかりませんが、自発的に最新の武器情報を手に入れていると信じています。それが、EBMでないということがあるとすれば悲しいことです。