http://www.umemotonorifumi.jp/archives/475
より引用します。消えると困るので、全文引用になります。



【インフォメーション】

2011年10月12日(水)

私の主張~成人病センター移転問題~

こんにちは、梅本のりふみでございます。10月7日(金)に3回目となる成人病センター移転に関わる大阪府と地元住民との意見交換会が行われました。

 今回も地元住民の皆様は、『大手前移転反対、森之宮現地建て替え賛成』を主張し続け、大阪府は、『成人病センターは老朽化が進んでいるために早期に良い物を建て替えなくてはなりませんので、大手前移転建て替えでご理解を求めたい』と平行線でした。

 そもそも地元住民のみならず大阪府民すべてが、最先端のガン治療を行う成人病センターが老朽化しており交通至便の森之宮で早期に・よりよきものを建てるべきで『建て替えてはいけない』という考えの人はいないと思います。その思いは、今も昔も大阪府の担当部局と府民は一致した思いであります。しかし、ここで橋下知事による強引な手法で担当部局や成人病センター(病院機構)に対して『大手前でないと建て替えの予算を提案しない』という足かせを掛けて、この機会を逃してしまえば、また、先延びしてしまうということで、必死に大手前建て替えを進めるよう担当部局に縛りをかけています。現在ある府庁の建て替え用地をなくす為に、成人病センターの大手前移転を提案したのであり、大阪府庁のWTCへの全面移転が無くなった今としては、そこまで橋下知事が成人病センターの大手前移転を進める理由には何があるのでしょうか?

 私は、今年の2月議会で、知事の提案への対案として自民党案(地元案)として現地建て替えを提案しました。理由の一つとしては、街づくり全体を見てみれば、大手前は行政地区であり、行政地区ベースでインフラが整備され、街づくりが行われてきました。現在も大阪府庁・法務局・府警本部・情報発信機関(NHK)・国の出先機関が位置する行政地区に病院という施設を建てることにより、再びインフラ整備を仕直し街全体を再構築しなくてはいけません。現地建て替えならば、街づくりは元々メディカルゾーンですのでクリアされていますし、住民の理解も得ることが出来ています。逆に言えば、大手前に移転すると森之宮の街づくりという新たな予算も必要となってきます。もともとの建て替え予算も大手前移転が高い上に、さらに森之宮の街づくり予算も増えることとなります。

 工事の手法についても、大阪府は『現地建て替えでは入院患者に負担が大きい』としておりますが、私が議会で指摘しましたし、今回の意見交換会でも建て替え中に府立病院に入院中だった患者の立場での発言もありましたが、府立病院にしろ大手前病院にしろ、今まで、すべて同じ敷地内に建て替え、患者に何の負担も負わせていないのです。工事の騒音・振動が問題というなら、むしろ、成人病センターが来てしまうことで、これから更に街づくりが必要になってしまう大手前地区の方が、開発に伴う工事の振動・騒音について長く問題となってくるはずです。

 また、問題となるのが現在の成人病センターの隣地にある、現地建て替え候補地にP3施設(危険な病原菌の培養研究施設)のある大阪府公衆衛生研究所があることです。危険な分、その移転に時間がかかるので、大手前移転の方が早く完成するとのことでした。公衆衛生研究所の建て替えがスムーズに進めば、地域住民の理解がある成人病センター現地建て替えこそが、すぐにでも工事にかかることが出来る計画なのです。私は2月議会で、周辺の状況などから考えて一番実現性のある公衆衛生研究所の移転候補地を示し提案しましたところ、担当部局は『一日でも早くより良い成人病センターを建て替える為にあらゆる可能性を模索するべきところであり』との前向きともとれる回答で、『それならば、その協力は惜しまない』と私も明言しました。しかしながら、この度の意見交換会で明らかになった重要事項の一つでありますが、2月議会から早8ヶ月も経つにも関わらず橋下知事も担当部局も成人病センター(病院機構)も大手前に移転することのみを考え、公衆衛生研究所の自民党案の移転候補地への交渉すら行っておらず、他の可能性を模索することはなく大手前移転案しか考えていなかったのです。さらに重要なこととして、大阪府は『大手前に移転するならば公衆衛生研究所も老朽化が激しいので、森之宮にある健康科学センターに移転する』との説明に対し、森之宮地区の住民から『成人病センターが無くなるならば、危険なP3施設のある公衆衛生研究所もいらない』との発言がありました。現在までに公衆衛生研究所の行き先が決まっているのであれば、現地建て替えが一番スムーズに進むのではないでしょうか?逆に大手前に成人病センターのみ移転してしまえば、地域住民が反対しているので、地域住民の同意が必要な公衆衛生研究所の行き場まで無くなってしまうのです。

 また橋下知事は『住民との対話の上で現地建て替えか大手前移転かを決定する』と発言していました。そこで行われたのが、住民意見交換会であります。大阪府の担当部長は、『住民との意見交換会は、大手前移転・現地建て替えどちらにも偏らずフラットな状態で議論する』と述べてきました。しかし、現実は、大手前移転を推進する為に開かれた集会だったのです。つまり、すべてが結果ありきの茶番劇だったのです。橋下知事は、『住民との対話の上で』というのは全くのデタラメであり、『住民の話を聞いた』という既成事実を作っただけであります。このように住民を愚弄し騙し討ちをするような手法は大阪府知事として、政治家としてあるまじき行為であります。

 維新の会が過半数の議会ですので、このままでは森之宮の住民皆様も大手前の住民皆様も納得の行く説明を得ることが出来ていないまま大手前移転で決定してしまいますが、意見を無視された地域の皆様は法的手段などあらゆる手段で反対するので、結局新病院が完成するのは遅れてしまいます。病院のみの工期日程上では、大手前の方が早期建て替えとなることを拠り所として大手前移転を強引に進めていますが、同時に進めるべき街づくり・公衆衛生研究所の問題など住民の理解が得ることが出来なくては進まない問題が山積しており、結局現地建て替えより遅くなってしまうのは自明の理です。

 橋下知事や担当部局並びに大阪府議会には、今のように強引に進める事無くしっかりと住民と真摯に向き合い様々な可能性を模索し、早期に世界をリードするガン治療の拠点が建設されます事を望みます。

主張ですから、何を言ってもかまわないでしょう。
そして、いまや、議員でもない方の主張ですから、民間人のブログのレベルではありますが、前議員としての矜持は持っていただきたいものです。






さて、上記で、一番気になる表現は

意見を無視された地域の皆様は法的手段などあらゆる手段で反対するので、結局新病院が完成するのは遅れてしまいます



と言う部分で、当然、自民党大阪府議会府議団がそれを先導していると考えるのが妥当です。

既に、大手前移転は議決されていますので、これから、地域住民の皆様は「あらゆる手段」を講じてくることでしょう。当然そこに、前府会議員が含まれていてもなんら不思議なことではありません。

完成を待つ患者は、それこそあらゆる手段で対抗せねばなりません。

まずは、自民党府議団への徹底抗戦。
議員各位への抗議、陳情。

さらには、自民党から推薦を受けている公明党府会議員への意見具申というところでしょうか?

自公連立政権時代ならいざ知らず、公明党議員で自民党の推薦を受けている議員が、健康福祉委員会の委員であり、さらには、がん対策の委員だという事も忘れてはならない事実です。