大阪府立成人病センター研究所にあると言われる P3(ピースリー)実験施設。

これは、大手前に移転しないというか、大手前に設置しないと橋下徹知事が答弁したので大手前にP3施設は作られないだろうというのが予想できる。

さて、P3 って 何だということになるが、どうも、今は BSLと呼ぶようで、混乱があってPと
呼ばなくなっているようである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB
によると、、、


level 3
レベル2までと異なり、封じ込め実験室である。要件は次の通り。
(レベル2に加えて)

廊下の立ち入り制限。
白衣などに着替えるための前室を設置しなければならない。そのとき前後のドアは同時に開かない。
壁・床・天井・作業台などの表面は消毒・洗浄可能なようにする。
排気系を調節し、常に外部から実験室内に空気を流入させる。
実験室からの排気は、高性能フィルターを通し除菌した上で大気に放出する。
実験は生物学用安全キャビネットの中で行う。
動物実験は生物学用安全キャビネットの中もしくは陰圧アイソレーターの中で行う。
作業員名簿に記載された者以外の立ち入りは禁止される。

この程度のバイオセーフティのレベルが、BSL-3施設だということで、この上にBSL-4という施設がある。

BSL-4施設は 日本国内には2か所あるようだが、運用されていない。

国立感染症研究所 東京都, 武蔵村山市
理化学研究所筑波研究所 茨城県, つくば市

これを含めて、BSL-3の施設として運用されているのは

動物衛生研究所動物衛生高度研究施設 茨城県, つくば市 3
東京大学医科学研究所 東京都, 港区 3
長崎大学熱帯医学研究所 長崎県, 長崎市 3
京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター 京都府, 京都市 3
鳥取大学鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター 鳥取県, 鳥取市 3
佐賀大学総合分析実験センター 佐賀県, 佐賀市 3
麻布大学生物科学総合研究所 神奈川県, 相模原市 3
武田薬品工業湘南研究所 神奈川県, 藤沢市鎌倉市 3

ということになっている。
大阪府には無い、ということで、BSL-3の施設を作ったからといって、届け出るとか
登録するという制度はないのかもしれない。

病原菌の外部流出が怖いから、住民が反対するというのも理解できないではないけれども
中国でさえ(!)BSL-4レベルの研究所を持っていることからすると、将来的に病原菌の研究や
開発に必要な施設であるならば、どこかで運用しておかないと困るのではないかと感じる。

ただ、レベルの問題からして、バイオでないクリーンルーム(半導体関係でよく設置されている)の
程度に比べると、結構甘いなぁ。と思わざるを得ない。



「実験室からの排気は、高性能フィルターを通し除菌した上で大気に放出する。」でBSL-3である。

「実験室からの排気は高性能フィルターで2段浄化する。」がBSL-4

ここで、「高性能」でいいのか?????というのが疑問。
HEPAフィルタ (High Efficiency Particulate Air Filter)でいいんだろうか????

ULPAフィルタ (ウルパフィルタ、Ultra Low Penetration Air Filter) でなきゃいけないのでは
ないだろうか?

ULPAは「超高性能」ということになろう、HEPA2段で レベル4が達成できるとして、
HEPA1段のレベル3ですら、運用されていない大阪。

そんなことで、創薬研究が出来るのかという問題。

本当に、遺伝子組み換えは届け出をしたうえでやっているのだろうかなというのがこれまた疑問。

ややこしい病原菌が出てきたときに、アメリカへ送った上で鑑定してもらわないといけないということが過去にあったようで、そんなことでいいのかという国防上の問題もある。そういえば、病原菌をまき散らすバイオテロみたいなこともあったなと記憶している。