大阪府による市民公開シンポジウム
【7/26開催】がんプロフェッショナル養成プラン西日本ネットワーク・大阪府による市民公開シンポジウム

「あなたのがん治療は、どうやってきまるの?」

●講演  がん医療の現状の課題と将来展望
●パネルディスカッション
 『がん治療の最前線で行われているキャンサーボードをのぞいてみません
  か?』 -大腸がん・乳がんの治療はどうやって決まるの?-
●個別相談会 (※当日12時半より整理券配布 先着100名)
●展示会  がんプロフェッショナル養成プランの紹介

【日 時】 平成23年7月26日(火)
       展示会 10時30分~16時  講演等 13時~16時
【会 場】 ドーンセンター (大阪市中央区大手前1-3-49)
【参加費】 無料  
【定 員】 500名 (当日参加可)


行って来ました。(報告遅くてすいません)

がんプロフェッショナルというのは、結局医療者。それを育てるのは、大学。
ということで、文部科学省の予算で、各大学の中でどうやって医療者を育てるのかという
事業の、最終年度にあたり報告会が開催されるという仕組みのシンポジウム。

あくまで、高等教育の部隊が担当で、治療や創薬にかかわる話より
臨床の医師をどう育てるのか?それについては、手術手技をどう教えるのかという点
また、周辺の作業者(コメディカル)をどう確保するのかという点を考えているようです。

コメディカルは、細胞検査士、医療物理士を舞台に引き出すことが一番の成果です

細胞検査士は、病理の基礎診断の部分をやっている人。
術中迅速なんかでは、洗浄液なんかから探し出す作業をしている人。
表に出ることはまずありません。

医療物理士は、放射線技師の放射線照射に当たって、機器の調整や試験
それと、どの方向からどう照射すれば良いのか?を計算している人。
患者をどう固定するかの方策を考えるのもここだそうです。
きっちり固定できなければ、余分な場所に放射線が当たるということです。


舞台上は、大阪対がん協会の会長の今岡先生の講演があって

あとは、シミレーションの患者にキャンサーボードがどういう検討を加えるのか?の
会議を模擬で見せる。・・・・・・・・・・・というはずでしたが
1例目から、症状がかなりリアル。転帰もリアル。
最後のスライドには、原病死という単語も出てきて、そうか、この人結局
亡くなったのか・・・と思った次第。
実例であればこそ、矛盾もなく、流れも自然。医療者の思い、患者の考え方の変転も
よく表現されていました。

これをとおして、病院を超えて、専門家が症例に対しての検討をしているという
実際を表現したということです。これがタイトルにある
【治療はどうやって決まるの?】のキモになります。

2例目の、乳がん患者は、バーチャルであったようで、画像はイメージですなんていう
表現が出てきました。話と、絵が合わないのですが、これは問題ないです。
骨シンチやPETCTの画像を市民が見て即断できるものではないです。

岡山大学松岡先生が2例目の司会でしたので、終了のときに ホールからの意見を求めました。
市民から言って欲しいのは、キャンサーボードが、このように活用されていることと
裏方さんの活躍を表現することで、モチベーションを上げようということを
同席している文部科学省に聞かせてということだと【忖度】したので、その通りに
お答えしておきました。

もちろん、やらせではなく、その通りだと思いました。

看護の司会の先生から、キャンサーボードをどう思うか?と振り返されたので
「患者も参加させろ」とウチの奥さんが言って。「それは今は無理ですね」と
返ってきました。

肉腫の世界では、患者を交えて結構な治療方針検討が行われているということや
キャンサーボードが、臨床場面で完全に動いているということは、ものすごく進歩的だということです

ポスターセッションは、各学校による、こんなことだよという一般説明の域を出ていません。

学校間での温度差もありましょうことで、今年度で終了してはもったいない事業です。
ぜひとも、もう一発(5年間)続けていただきましょう。

文部科学省にパブコメがあればお伝えしたいところです。