退院後、毎月フォローアップの診察はあったのですが、その間に手根管の手術が入ったりして
病院の出入りが複雑になっているのです。

子宮内膜間質肉腫のフォローについては、CT MRI撮影共に所見がないということで
見える範囲では転移再発はないという状況となっています。

「見えない範囲に何もないのか?」ということで、ようやくPETの許可が出ました。
許可というのもおかしな話なのですが、
費用のかかることでもあるので、保険の範囲内で「疑いがある」という状況でないとPET
を受けることが出来ません。

全体的な費用にして10万円ほど、3割負担なら個人の負担が3万かかるとしても、保険者の負担は
7万あるわけで、単なる健康診断として受けるわけにはいかないということです。
保険者である社会保険事務所も、最近医療費の高騰で会計が苦しいらしく、保険料の値上げで
対処してきています(給料から引かれる金額が増えている)
でも、必要な医療と医師が認めれば、受けることが出来るというわけです。

肉腫がPETで映るのか?も大きな疑問なので、まずは、ベースの画像として
「無いことの確認の画像を得る」という意味合いがあると思います。
転移再発がない状態で、こう映る。それならば、今後違うところを見つけたら怪しいと・・・

それにしても、PET装置があるのは同じ系列の病院であるにもかかわらず、紹介状が必要となり
さすがに、むこうで「いち」から検査はないと思うのですけれども
ほぼ半日かかる検査ですので、本人は大変な思いで検査を受けることになるでしょう。
点滴だけで、あとは MRIと同じ程度でしょうから、身体的な負担は少ないでしょう。

新しい病院で、ウチの会社がごく一部を施工した病院なので
場所はよく知っています。最新鋭でPETもあるし、快適な病院・・・のはずです。

PETで何か見つかったら。・・・・・・・それはその時の話です。
今現在では、今より早い発見はあり得ないのです。肉腫という見つけにくい腫瘍が、
もし仮にみつかれば、最も早くに対処を考えることが出来るということです。

何もなければ、、、、、それはそれで、もっと良いことでしょう。

昨年の健康診断から1年がたちます。会社では、毎年健康診断を受けなければなりません。
ダイタイ、本人は衛生管理者でもあります(選任義務はないのですけれど)

前の年は、筋腫があるけれども、まぁ、ごく普通というところだったのに、今年は健康診断の先生に
子宮内膜間質肉腫と手根管の説明をしなければなりません。
相手は医者ですから、わかるとは思いますが、
短時間で治療の流れを説明するには準備が必要かもしれません。

血液検査は、相当の回数のデータがありますので、この1年の流れは非常によくわかることになるでしょう。
劇的に改善したのは、血中ヘモグロビン。原因が除去されたので、一気に回復しているはずです。

健康診断は、生活習慣病予防検診として実施されるものを受けに行きますので
ほぼ半日かかるのですが、まぁ、半日ドッグみたいなものだと考えます。
PETを含めて、ハイレベルな人間ドックみたいなものです。