節電28度と言われながらも
暑い暑いと20度設定にするスタッフもいた病院での仕事は
日焼けする事も、熱中症の心配もなく
季節の影響を受ける事はほとんどなかった。
ところが訪問看護は
雨風台風でも利用者さんのもとへ向かう。車の移動で簡単に根を上げては罰当たりだけど、この猛暑の中での運転は知らぬうちに体力を奪う。
首元を冷やし水分をこまめに取って、車内でも帽子を被り透明のサングラスをかけている。長袖のアンダーシャツも欠かさない。忙しい日は運転しながらおにぎりをパクパク食べて詰まりそうな喉に慌てて水筒のお茶を流し込み、疲れを感じる暇もない。
利用者さんのお宅にいる時間はそんな事を忘れ、集中してケアしたり、笑顔を引き出したくて楽しいおしゃべりしたりする。
猛暑の辛さが吹き飛ぶ、ある意味癒しの時間。
まだ訪問看護を始めて二つ目の季節。
自分の体力を過信せず、飛ばしすぎず
大事に自分と向き合いながら
経験を重ねていきたいと思う。
まずはこの夏を乗り切る事だ。
利用者さんやご家族さんの笑顔を頼りに
エイエイオー!
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