忘れたくないからさくっと。

今一番気になるドラマー影丸さんを見に行きました🥁


DRUM⭐︎GODS 24.5 大阪編一部@大阪Rumio

16:3018:00


ドラムど素人で、知識は図書館にある教本数冊シャーっと読んできた程度。所々違うかも※

だけど篤人さん口でリズム刻みながらかなり噛み砕いてお話ししてくれたからなんとなく分かった※


⭐︎流れ

オープニング四人でドラム時々ソロパート有り各々の持ち曲披露(篤人さんからの質問&解説)四人で道化師のギャロップ四人で天岩戸


下手から登場。

舞台上手志雄

舞台下手

フロア上手影丸

フロア下手篤人


想像以上の音量。最初の曲は個人の見どころもあり。

手拍子よろしく〜する志雄くん可愛い。

影丸さんあっという間にスティック握り返しててクルクル回して左手のスティック増えてる?え?気のせい?目の前で起こっていることが分からない手品か千手観音かポカーン

篤人さん「昨日大阪入りして、昨日初めて四人で音合わせをしたけれど、もうほぼ叩けてた」

発声はダメということで基本拍手でリアクション👏


篤人さん「自己紹介がわりに一人一人持ち曲をやってもらいたいお思います。一番最初は俺がやるけどそのあとどうする?ジャンケンで決める?二部は配信入るからふざけられないんだけど、一部はこういうのも入れていきたいと思っててジャンケンかな?(影丸力こぶ💪を見て)全部に勝てそうだね!笑」

「ジャンケンポン!」

影丸

志雄🖐

🖐

会場「www

篤人「一番弱いwww

ということで影丸さん二番手、志雄くん将さんは話しあって決めたっぽい。お兄さん一番最後。


持ち曲披露は以下、叩いた順

篤人さん LIFE

影丸さん 復讐は正義

志雄さん 掌で踊る

将さん 悪路


⭐︎曲選んだ理由と解説

篤人将「教本に載るような曲ですね」篤人「実は教本載ってる。譜面若干間違ってるけど(ドラムあるあるらしい)」教本に載るような曲ではあるがいやらしい手がはいる曲。オープンハンドの影丸さんはすぐ真似できたけどクローズだとちょっと??になる。篤人さんはこういったいやらしい手がお好きだそうで。スティーブガッドからパク…拝借しているらしい。

ギターのリフが気持ちの良い曲で、ryoさんの歌声が思い出されてエモかった(懐かしのないんごーつ…)


影丸‬→声帯を失っているのでスケッチブック芸人。仕込んできたものペラペラ探す時の間よ!「影丸です」「復讐は正義やります」選んだ理由は不明。途中ドラムソロ挿入してたんだけど(青いライトがすてきだった)篤人さんに「これドラムソロあるの?ないのにいれたの?ペナルティだよ」と言われていた。

お返事はドラム叩いて音の強弱。篤人さんから「足どうなってるの?」って話から実演しながら無言の説明。右だけではなく左も右同等に踏んでる。左右の踏む感覚をスネアで表現してくれるも、試行錯誤も上手くいかず「あ!」との甲高い発声×2。篤人「やり方はわかった。僕ら手でそれはできるけど足でそれはできない」足バラバラかつ、上(手)はシングル、ダブルとパラディドルの変化(要は足バラバラな上に、手は手で手順とアクセントのつけ方が移動していくよって話だと思って聞いていたのだけど認識違うかも)基礎となるいくつかの合わせ技らしいけど練習してどうにかなるものなのか?影丸天才だから出来る!(胸を叩きつつジェスチャー)

ペンが近くになく、ディレイドパラディドルの「ディレイド」が出てこない篤人さんに「喋る?」と言われても発音を叩いて伝信。分かる篤人さんもさすが。篤人「喋らないとやりづらい」楽屋で誰よりもよく喋り、ドルチェ&ガッパーナを歌っていると暴露される🍌

何がすごいのか探りに来たのに結局何がすごいのか分からないくらいすごかった😇 凄腕ドラマー三人寄ってもイマイチ解決されなかったから多分天界系技術なんだと思う。ジグザグ聴きはじめの頃、さすがにこれは打ち込みでは?!と疑うほどだけど、本当にバスドラ踏んでたし、良い意味で機械みたいだった。ドルルル。

あと言われたことに対しての理解の速さと即再現できる技量が秀でていた。めちゃくちゃ賢いティーチングアシスタント!


志雄現在はサポートでご活躍だそうで「持ち曲ではないけど」と前置きしつつ、そこに鳴るから一曲。なんと!掌で踊る!!YouTube270万回再生を誇る全パートギュルギュル曲よ!個人的に思いがけずラッキー!(そこに鳴る何曲か知っていたんだけど志雄くんがここのサポートというのを知らずだって掌のPVもろ出てんじゃんウワァ)

篤人さん曰く、まさに「ずっと50メートル走みたいな曲」この曲のポイントは「サビ?いやイントロ?!イントロ!」だそうで、まずはゆっくり、次に通常運転215BPMで該当部分演奏。

ちなみにイントロの手順で本来なら左でいくところ右で叩いているところがあるそうで、志雄「叩いてみたとか見るとそこ左でいってる人がいて、右のがより自然に大きな音が出る」とのこと。そこに鳴るはメンバーさんから音大きめでとのオーダーで、常に音量80-100の間くらいで頑張ってる。志雄くん曰く「楽して大きな音出そうとすると右になる」とのことだったけど、もはや「楽」の次元が分からん。

志雄「あれやな、トーク考えてないとしんどいなこれ」

篤人「大丈夫です。喋るの放棄してる人(影丸)もいるから、やりやすいです」

叩き割るんじゃないと思うくらいのパワフルさと絶えない笑顔が魅力の志雄くんは鬼畜天使👼

志雄くんが叩いてる時、そっと椅子から地べたに屈んで視界開けてくれた影丸さん紳士。


「難しいわけでも何でもないけど曲のグルーヴ感が好き」でこの曲にしたとのこと。篤人さんの解説によると「ラスサビの所が凝っていて、若い二人(上手二人)ならものすごく叩きたくなるところを6連の4つ割(ここ記憶に自信がない)でくるのが渋い」カウントしながら実演してくれた。

将さんはバスドラに穴を開けていない。だから音が抜けずずっしりした感じになる。ロックほど強い感じがしなくてジャズぽい雰囲気なのはこういうところもあるのかな。志雄くん曰く「しっぶぃ!」篤人「シンバルの選び方も渋い」将「シンバルの止めるのもフェルトで傾くとちょっと叩きづらい。でもそれもこだわり。」umbrellaの最近の曲は渋めなフィルを入れたり、あえて音量にばらつきをだしているそう。篤人さん曰く、「良い意味で時代と逆境している」と。

鳥丸🐥「ブグゥー」

将「いいなぁそれww

そのまた昔、amber gris(※同期一切使わない牧歌バンド)との対バンで何回か見たことがあったんだけど、あれは時代の潮流無視する系対バンだったんだな納得🤔上手の二人が猛烈に叩くタイプの曲だったのに対して歌モノ上手なumbrellaらしい選曲、そして燻らすような将さんのドラム、余裕。あの音とあの風貌、村上春樹の小説に出てきそうなお人だなと物静かなコツコツ系の聞き上手。小さいこだわりがたくさんあって主張はしないが我は強い。みたいな。


道化師のギャロップの締めにサザエさんのエンディングのワンフレーズ。

篤人さん「これ大概なんでも締まるし、笑いが取れる」とのこと。万能!

一曲終わっては手をプラプラさせてる影丸さん見て、手の痺れ相当くるんだろうなと思った。他の人より弾いて叩くかんじ。

天岩戸は神々しくて、雷神召喚そうだった⚡️


将「東京でやっていたのは知っていたけど、まさか呼んでもらえると思わず大変光栄でした。umbrellaアマヤドリのリアレンジ出します」

志雄「自分はビジュアル系ではないんですけど、フェストバンクールでも叩かせてもらっていて、見かけたら暖かく見守ってほしいです」

影丸「27日配信禊」篤人「明日テレビあるしね〜☺️

篤人「コロナなのに来てくれて本当にありがとうございました。こんな時代だけど、生の音楽を楽しめるこの場所を守ってやっていきたいと思ってます」


や〜〜分かんないけどすごいものを見てしまった、というのが影丸生ドラムの感想。

そしてトメハネが心地いい。

めちゃくちゃ興奮してたのに終演後、一番に聴いたのumbrellaだったけど☂️

浮気な私を許しておくれ。

まぁそうなった理由は明確で、音源からのライブ未経験のうちに生ドラム聴くっていう多分今後もないであろう順できてしまったから。

圧倒的すぎて歌と他の楽器が重なっていくのがうまく想像できず、聴いてきたものをどの記憶と結びつけて反芻すれば良いのか完全に迷子に_(:3 」∠)_(将さんはそれができる程度見ていたっていうのもある)

音源は所詮、音の仮の住まいなんだなと、影丸さんのドラムを見て強く思いました。

生はいいぞ〜ヒョォォ〜〜って気持ち悪いテンションで幸せフワフワのままありえない量の串揚げ食べた🍤


☆with コロナということで会場の様子など…

今回は券が30くらいしか出ていない小規模ライブ。自由席着席。チケット確認と検温、アルコール消毒。演者以外は全員マスクで、客の発声は禁止。整列は自主的な整列で整番呼ばれたら降りていくスタイルで、徹底するならこういうところもなのかなぁなんて思いつつ、お昼時のコンビニの方がよっぽど混んでるからな…許容範囲。あと大阪は独自のコロナ追跡システムを構築しているようで、整列列沿いに紙が貼ってあったから登録してきた。結構皆登録してたんじゃないかな。

コロナ禍のライブについては思うことがたんまりあるんだけれど、いまは一つだけ。生の楽しみはやっぱり他じゃ埋められない。今回は行ける条件が揃ったことにただただ感謝します。


最後に余談。

ジグザグの物販さんがとても丁寧で感激(酷いところは本当に酷いからね)お金のやり取りも掌に収まる小さなモノにも関わらず両手で受け渡ししてくれて、美は細部に宿るというけれど、きっとこのバンド大丈夫なんだろうなと思いました。


20209月末日、惚れに惚れ込んだ影丸さんの生ドラム(緻密で装飾的、変態ぽいことやる芸術家がめちゃくちゃ好き)、有吉反省会、そして配信という形ではあったけど初禊。

今年で一番楽しい3日間でした!

9月の8日、BAROQUEが休止したときにはこんな楽しい月末がくるなんて思わなかったよ!!!

ありがとうございましたーー!!!


おわり。