上海の自動車ショーが人気を呼んでいるそうだ。上海では来年、
万博が開かれるが、出展契約が4割しか進んでないそうで、
そちらの出展具合が気にかかる。
今回の自動車ショーも、11月の東京での自動車ショーを回避して、
出展した企業も多いと聞く。
今、世界経済は中国の大市場を抜きにしては考えられないほど、
大きな意味を持つ。昨年の北京でのオリンピックの成功で、
一躍世界の先進国入りを果たしたが、国情の不安定さから全幅の
信頼を得たわけではない。
一党独裁、自由主義経済という一見矛盾する一国二制度を
堂々と標榜する中国だが、貿易リスクについては
忘れ去ってしまったようだ。
いくら、民主化が進んだといっても、情報統制は厳しく、
政府に批判的なマスコミ・メディアは廃刊に追いやられるのは、
昔も今も変わらない。
北京五輪後の北京の情報は、極端に少なくなったが、
以前のような建設ラッシュは過去のものとなっただろう。
過去にもナショナルプロジェクトの宴の後の経済の落ち込みは、
いくら中国でも変えられないだろう。この落ち込みのいくらかでも
カバーしようと、上海万博開催に手を上げたものの、
参加国・企業が思うように集まらないのは、まだ疑心暗鬼があるのだろう。
自動車産業の企業は大市場に、乗り遅れまいと参入に躍起だが、
国交については国際舞台で中国と対等に付き合うには躊躇せざるを得まい。
従来の経済学の想像をはるかに超える規模で、いわゆる想定外の規模で
発展を続けているが、いつバブルがはじけるのか、
以前と同じようなはじけ方なのか、予想がつかない。
経済学者も中国経済の成り行きについて明快な解答を出していない。
どだい経済学者はいい加減で、過去の事例で想定することが多く、
外れると想定外の問題が起った、で片付けることが多い。
いずれにしても、13億人が食べていかねばならない中国で、
すべての人々が公平で平等に過ごす事が、大変なことであるのは
火を見るより明らかである。
内乱、避難民など考えるだけでゾッとする。