エリートコースを歩んで果たしてその人間は幸せなのか。それは評価の分かれるとこである。人間の幸せは永遠の命題だから。親としてはわが子の幸せのためを思って、名門といわれる学校を卒業させ一流企業なり官僚や医者、弁護士などに就かせて、約束された?将来を送ってもらいたいと思うのは人情だが、果たしてレールに乗せられた人間は本当に幸せなのだろうか、疑問である。本来持っている個性を埋没させたり、途中で挫折してとんでもない方向に向かったり、功なり名を遂げても晩節を汚すこともある。人間には様々な欲がある。権力、金銭、名誉欲、性欲、食欲・・・等。果たして一つの欲望を運良く掌中にしたところでうまく収まるのだろうか。なかには次の欲望が湧く場合もあり、さらに次の欲望、次の・・・と際限なく欲望が起り、その追求に一生を終えてしまう場合もある。正当な方法で満足を勝ち得たのならよいが、後ろめたさがあればいつまでも苦悶しなければなるまい。