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私は電車に乗ると必ず、中刷り広告を見る。
単なる持て余しをそこで潰している。
その中で、こんなキャッチフレーズがあった。

『いい大学に入るのも、優良企業に行くのも、
 先生に好かれるのも大切。
 でも10年後、一億の収入より100万ドルの笑顔』

とかく私たち親の忘れてしまいそうな心を刺すモノである。
いま育児中の親、小学生の子供をもつ親、受験生を応援する親。
その子供達が生まれてくるとき、心配はたったひとつだけだった。
指が五本あればいい。つまり五体満足であれば望むものはなかった。
指一本多くても、少なくても、子供の行く末を心配する。

健康で元気な産声を上げてくれれば、それだけでいい。
なのに、いつしか忘れてしまった。
勉強が出来て、スポーツも出来て、積極的で、
親の云うことに素直に聞くような、そんな理想を子供に見る。
どんな大学に入るのか、どんな企業に就けるのか、どんな人間になるのか。

私は完璧な親ではない。そして完璧になどなれない。
息子にも夫にも、良妻賢母を求められても応えられないだろう。
応えられないのは、完璧になれない私が私である、ということだから。
これが人間であり、人間の愛すべきところだと思う。
私が完璧ではないのに、息子に理想を求めるのは間違っている。

あのキャッチフレーズを見つめながら、多分0,04秒ぐらいで思った。
このキャッチフレーズは間違っていない・・・・

それなら、私は息子にこう云うしかない。
『一億円の収入より、あなたの100万ドルの笑顔が欲しい!!』
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矢のように過ぎ去って行く毎日の中、携帯を忘れた。
前日に階段から二回も転げて、捻挫した私。
大学には携帯がないと余計に不便。
泣く泣く足を引きずりながら帰ると駅にはTADがお迎え。
さっすがぁ~♪と車に乗り込むと明らかに空気がおかしい・・・・

かなり神妙な面持ちでTADは云った。
『嘘ついてるだろ。あの日は嘘ついてるだろ。』
なんのことやら。何が云いたいんだか、さっぱり。
『嘘だったら、離婚するか?』
はいはい、何でもしますよ。
『じゃぁ、あのメールはなんだ』

ふふふふっ
誤解でも、疑っていいんじゃない。たまには。
確かに、今の職場で何でも話せる子がその男しかいないし。
メールのやり取りもするし。
ただ、倫理観に厳しいその彼と何かあるはずもない。
それを疑う方がよっぽど安心だわ。

大体さ。今まで自分は前の彼女とメールしてたり。
しかもメールを消去するなんて技を繰り出してるし。
昔の彼女と会うことだってあったわけだし。
それで、あたしとの結婚を隠したりしたわけだし。
あたしに携帯を見せるなんて有り得ないって云ってるわけだし。

・・・・なのに、あたしの携帯、見るんだ?
いいよ。別に見ても。
あたしだって、昔は携帯とか手帳とかみるなんて話しになんないって思ってたけど。
それは元々、話しにならない相手と付き合ってるからでしょ。
相手を傷つけたりしてまでも、自分を守りたいからでしょ。

だけど、たまには疑って、傷ついてみれば?
傷つかなきゃ分からないことも沢山あるから。
疑って、不安になって、悲しくなってみて。
初めて、自分のしたことが分かることもあるのだから。
それでも信じていきたいから、その不安を自分で乗り越えるの。
疑ってばかりの自分を責めてみたり、疑わせるアナタを責めたくなったり。
それが、アナタがあたしにしてきたことなんだから。
もっと、疑ってごらん。
もっと、不安になってごらん。
そして、傷つくことね。
あたしの意思次第で、あなたを哀しませることも出来るのよ?
なのに、あたしは今まで不安にさせることはしなかった。
すごく大事だから、そして信じたいから。
あたしは、そんなことに呑み込まれそうになりながらきたんだよ。


そうやって、あたしは今、あなたといるのよ。
分かる?
繋がるのは、1人の努力じゃダメなの。













さて、写真は久しぶりのようこちゃんからです☆
虹ってなんで見ると、とっても得した気分になるんだろうねぇ?
出たんですよ、この季節。
ウチは一階だからなのか、なんなのか。
例のアイツです。名前を出すのもおぞましいアイツ。
かなりの小心者なので、殺虫剤で向き合うのもダメなんです。
世界最古の生き物だ!!って云いますけど、
もしアイツのいない世界は人類も滅亡することになんてなっても、
それでも、そっちを選んでしまいたいほど大嫌い!!

それでよくよく考えてみたら。
アイツが絶対出ない家があったら、結婚なんてしないかも??
と、本気で悩んでしまいました。
いやいや、そんなはずがあるわけない。
大体、出現したときに限ってTADは不在・・・
なんて使えない男なんでしょう。・・・困った。

ところで、私は虫全般がダメで。
特に「家」という人間の空間で見つけると、まさに虫酸が走ります。
そして彼らの行く末を見守り、自然に帰るまで寝れません。
だから、今日も寝れません。

そんなときに大抵、眠くて仕方がないのですが、
私は自然界に負けて、寝れない夜を過ごします。



追記
・・・やっぱり、アイツが世の中に存在しなければ、
一生、独身でも良かったかなぁ。