今、俄然大注目の女性作家、瀬尾まいこさん。
以前に彼女がTV出演されていたのを、観たことがあった。
現役の国語教師でもある彼女は、生徒が大好きで、
生徒との交流によって、言葉が生み出されていくというようなことを言っていた。
彼女の書く本は、本当に柔和な感性がつらつらと描かれていて、
それでいて、なんとなく一本の芯が通っている感じがする。
衝撃的な事も、なんだか笑えるような空気が流れている。
どうしてだろう?
何故だか、とっても懐かしいような、誰もが知っているような・・・・
そんな情景が勝手に頭の中で生まれてくる感覚なのだ。
誰もが昔はこんな学生で、誰もがこんな恋愛をしているかもしれない。
いや、そんな学生でなくても、そんな恋愛をしてなくても
彼女の本を読んでいると、自分の思い出として世界が広がるからなんだろう。
言葉の端々が、優しくて温かい。
彼女の感性が、本の隅々まで行き渡っている。
ポロポロ落ちる涙も、ドキドキするようなスキャンダラスさも、
大きく心は揺れないけど、静かに静かに踏み込まれる。
だから、噛み締めるように読んでしまう。
どうか、彼女の独特な世界観を覗いてみてください!!
