
とにかく、私は29歳になった。具合の悪いまま。
去年も誕生日は体調が悪かった。一昨年は、土砂降りだった。
その前は・・・・台風が直撃した。
年に一度の私のイベントだ。間違うわけもない。
たまには、万事快調な誕生日を迎えてみたいものだ。
人生の殆どが、万事快調ではない日々なのに。
むしろ、無事に終わった日はホッとして帰ったりする。
良い事があったりすれば、有頂天になる。
それは、日常の大体が素晴らしい日々とまではいかないからだ。
人生の殆どが、万事快調ってわけじゃなくていい。
だけど、自分って奴は少しでも、ちょっとでも才能があって、
いや、才能とまではいかなくても、人よりは飛び出た特技があって、
これだけはひょっとしたら、もしかして、上手くいっちゃうんじゃない?みたいな
希望的観測を自分に見出したりしたい。
そして、その希望的観測に歩き出して、
たまには脇見しても、すべからく順調で、夢を見て、
途中で誰かと話し込んでいても、やっぱり自分の光る星だけは変わらないのに、
いつのまにか、それが星じゃなくて誰もが知っている月だったりして。
誰だって、自分は無理なんだって言いたくない。
自分の中で自信のあったものが、実は勘違いでしたって、
認めるのは勇気がいる。
私より、あなたの方が能力があります、というのは辛い。
でも、いつまでも月じゃないふりをしたって、
自分には星が見えているって言い続けたって、
なんにも変わったりはしないし、希望は膨らんだりしない。
私だって、自分はダメな人間なんだって思いたくない。
夢や希望が適えられないかもしれない、と知ったとき、
簡単には認められないかもしれないけれど。
私の人生が続いてくれるのなら、
思い切り悪あがきしたから、
ダメだ、という現実を受け止めるのも悪くない。