少し前、沖縄へ初上陸した。
私の周りでは、みんな一度は行くほどのポピュラーな場所。
TADに至っては、祖母がいて、音楽も沖縄の三線を取り入れたバンドをやってるぐらい。
年に数回は、行くという強者。
だから、私はほぼ強制的に連れてかれた。
そりゃぁ、海は青くて綺麗なんだろうよ!!と、大して期待しなかった。
ところが。
なんて素敵なところなんだろう!!
雲は近いし、空には澄んだ青が広がって、たくさんの自然色が詰まっているところが良かった。
海だって、空だって、例えば人間が知る中では青という色枠なんだけど。
でも違う。自然の作り出した色は、そんなものじゃない。
人間が作り出す色は、到底敵わないように思えた。

そして此処には沢山の哀しみが眠っているのだと、ひめゆりの塔へ向かった。
私は、余りにも哀しくなって、涙が溢れてしまって。
戦争の残酷さと恐ろしさで震えが止まらなかった。
碧青の海と澄青の空。
大きな花と、それを揺らす心地よい風。
長い歴史を感じさせるものと、心で感じる色を見つけてきた。
素敵な沖縄時間。哀しみが傍にある人々にとって、この緩やかに流れていく時間がとっても愛おしいんだろう。