こんにちは~(*^ー^)ノ
すっかり秋のような気温のマース、涼しいのはいいけれど、このまま夏が終わってしまったりして…
さて、ちょっと間があいてしまいましたが、早速ボルドー旅行記の続きをスタート
今日の記事は長いよっ
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私達が2軒目に訪れたシャトーは、Haut-Medoc(オー・メドック)地区にあるブルジョワ級シャトー、「Chateau du Moulin Rouge
」(シャト・デュ・ムーラン・ルージュ)
以前、友達の「美味しかった!」という評判を聞いて私も飲んでみたことがあります
(その時の記事はこちらから→★ )
「ムーラン・ルージュ」と言うと、パリにある超有名&老舗キャバレー(フレンチカンカンとかの華麗なダンスショーを行うとこ)を思い浮かべる方の方が多いかな
もちろん、パリのムーラン・ルージュとここのシャトーは無関係で(笑)、シャトー名は敷地内にある(あった、と言う方が正しいかな?)『赤い風車』(フランス語で、ムーランは風車、ルージュは赤を意味)に由来しているんだとか
オランダに住んでいる私にとっては、「風車」というだけで何となく親近感が沸いたりして
この日、シャトー内を案内してくれたのはオーナーのマダム(↑の写真、右下に写ってる方)
物腰の柔らかい、とっても素敵な方でした~
ちなみに↓は、初めて見たワインラベル貼り付け機
1軒目に訪れたシャトーや、後でご紹介する他2軒のシャトーに比べると規模が小さいシャトーではあるけれど、その分アットホームな雰囲気で、しかも私達3人のためにプライベートツアー&試飲会をさせてくれて(その場での購入も可)、とぉ~っても満足のいく見学でした
さてさて、お次はこの日最後に訪れた3軒目のシャトー「Chateau Gruaud Larose」
(シャトー・グリュオ・ラローズ)をご紹介
Saint-Julien(サン・ジュリアン)地区にある第2級格付けのこのシャトー、格付けも立派だけど、シャトーの建物&手入れが行き届いた庭も立派で美しい
↓は、2枚上の写真(塔の写真)屋上にある古い鐘
昔はブドウ畑で働いていた人達に食事の時間などを知らせるために使っていたんだとか
ここのシャトーのワインラベルには、「Le Vin des Rois, Le Roi des Vins」(フランス語で、「王のワイン、ワインの王」の意)との記載があって、かつての所有者ド・ラローズ氏がワインを上流階級の人達に紹介するためにその自信を誇示したと言われる通り、実際にフランス国王に献上されていたり、1855年の格付け当時は第1級のワインに次いで取引価格も高かったらしい
ま、今でも十分お高いけども
で、ここのワインは、この日の試飲で初めて飲んだのだけど、ボルドーワインの中では割と私の好みに合ってたかも
そうそう、ここのシャトーの見どころの一つとなっている↑のワイン貯蔵場所は、ガイドさんも言っていた通り、とっても素晴らしかったです
ボルドーはシャンパーニュ地方やブルゴーニュ地方に比べて土壌が柔らかいため、地下に広い貯蔵庫を作るのは難しくって、↑みたいに保存状態良く保っていられるのは珍しいことなんだとか
だから、このシャトーにとってもこの地下カーヴは自慢のカーヴで、今後も大切に守っていきたい場所なんだそうです
…ちょっと長くなってきたけど…いいや、最後まで紹介しちゃおう
最後にご紹介するのは、私達が4軒目(↑の3軒を訪れたのとは別の日だけど)に訪れたところで、実は私が訪れることを一番楽しみにしていたシャトー
「Chateau Palmer」
(シャトー・パルメ)
Margaux(マルゴー)地区にあるシャトー・パルメは公式には第3級のシャトーとされているけど、その人気&価格は第1級並
ちなみに↑はシャトーを表から見たもので、屋根には現在のオーナーの各出身地の旗が掲げられてます(左からオランダ、フランス、イギリス)
「オランダとイギリスから私達がフランスを訪れた」ことを表してくれたわけではないらしい
ここではブラジルから来たらしい家族と一緒にシャトー内を見学
サンバのノリで~♪というわけではなかったけど、シャトー・パルメの英語がとっても上手なガイドさんと、ブラジルからの御一行様を連れてきた観光ガイドさんのテンポのいい案内でツアーはスムーズに終了
途中、シャトー・パルメのワインが入っている樽を眺めては、
「あぁ…どんな味がするんだろう~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」なんてヘラヘラしちゃったけども
そして、ツアーの最後、楽しみにしていた&お待ちかねの試飲会では2007年のシャトー・パルメとアルタ・エゴ(シャトー・パルメのセカンドワイン)を頂きました
うーん、どちらも美味しく飲むにはまだ早い!(笑)
でも、気軽に味見なんてできない高級ワインを味わえただけで十分満足でした
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という感じで合計4軒のシャトーを巡った今回のボルドー旅行、旅行記はまだ終わりません(笑)
次回はジロンド川とドルドーニュ川の右岸に位置する世界遺産の街「St-Emilion(サンテミリオン)」をご紹介しまっす