こんにちは
先週末からサマータイムに切り替わったオランダ、ここ数日気持ちのいいお天気が続いてます
さて、関東・東北地震があった日からNHKがインターネットを介して無料でNHKニュースを24時間体制で配信していた番組が先週末で一旦終了したこともあって、丸一日テレビにかじりついて過ごした日から少しずつ日常生活に戻りつつある私
外に買い物に出かけたり、フランス語の勉強をしたり…ブログを書いたり
ま、まだ余震や原発の不安が続く関東・東北地方の被災者の方たちのことを考えると、思わず涙ぐんだり、胸が痛くなったりもするけれど…ね
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さて、今日はやっと手元に届いた我が家の「オランダ駐在記念品」をご紹介
遡ること3カ月前、ダーリンと私は2010年の年末をトルコで過ごしてました
(その時のレポートはこちらから→★ )
ツアー日程の何日目だったかな?4日目だったかな?ま、それはどうでもいいとして…ツアー日程に組み込まれていたトルコ絨毯工場「HADOSAN HALI/ハドサン絨毯」見学
始めはさほど興味もなかったんだけど…
行って見てビックリ。
ビックリその①は↑のハドサン絨毯の社長?ヌスレット・サンジャクリ氏は日本の大学に留学した経験をお持ちで、現在トルコの大学で日本語を教えていらっしゃるという「日本語ペラペラ(たまに関西弁)なトルコ人」で、めちゃくちゃ話が上手だったこと
ビックリその②は、そのヌスレット・サンジャクリ氏は、日本でかつて使われていた性風俗店の名称「トルコ風呂」を他の名称に変更するようにと時の厚生大臣に直訴したり、改称運動を行って、実際に改称させた方だったこと
サンジャクリ氏は流暢な日本語で、ユーモアたっぷりに絨毯の製造工程を説明しつつ、かつて絨毯商人がいかに不当な価格(廉価)で絨毯職人から絨毯を買い叩いていたか、そしてその状況がどうやって改善されてきたかについても説明してくれました。
ハドサン絨毯では、絨毯職人の人達に正当な対価が還元されるようにカッパドキアの市当局と協力して待遇改善を図っていて、工場の敷地内では織子さん達に勉強も教えてるんだとか
そんなサンジャクリ氏のテンションが最高潮になったのが↑の大部屋での絨毯ショー
ハドサン絨毯で取り扱っている絨毯をたっくさん見せて&触らせてくれて、その技術や長持ち度合い、柄の美しさなんかを息つく暇も無くトークトーク
確かに、織り目が細かくて、絵柄も色合いも素敵なものは1つの立派な芸術品
しまいには御覧の通り↑、床は絨毯だらけ(笑)
で、その後に絨毯を買いたい人は商談へ移るのですが…
トルコを訪れるにあたって私はダーリンに「絨毯は買わないから心配しないで~」と言っていて…
言っていたのに…
買ってしまいました(笑)
それがこちら↓↓
数日前にやっとウチに届いた、サイズ40×25センチ程の額入りシルク絨毯
(ハドサン絨毯では、カッパドキア市が無料で自宅まで配送してくれる&通関手続きもしてくれて、品質保証書もちゃんと付いてます。もちろん、配送途中の盗難やすり替えの心配もナシ)
1センチ×1センチの中に144目もある細かい織で、つがいの鳥が描かれた中央を、たくさんの「青い鳥」が囲むという幸せがいっぱい訪れそうな絵柄です
高い買い物ではあったけど、カッパドキアの絨毯職人さん方に貢献&オランダ駐在記念にとダーリンと選んだ絨毯、大切にしたいと思います
ということで、トルコへお越しの際は是非ハドサン絨毯へも足を運んでみてくださいませ~
あ、くれぐれも偽物は買われませんように…