水分が摂れず、それでも半月生き続けていた母は、骨と皮になっていた。
口を開けて固まっていた。
正直、身内だから言えるんだと思うけど、怖かった。
最後の姿として、思い出してもらうのに
今の姿は、嫌だな・・・と考え、納棺師さんをお願いすることにした。
顔をふっくらしてもらって、お化粧をしてくださいと、オーダー。
親族が見守る中、粛々と行われる。
ふっくらする作業って、力技なんだろうな・・・見えないように目隠しの幕をされた。
そして、化粧・・・
口紅の色を選んで・・・。
母は、綺麗になっていく。
そして、装束に着替える。
棺が運ばれてくる。
棺の内装は、ピンク・・・(これは、標準装備だそうだ)
外側も淡いピンク。
かわいい。
棺に納められた母の顔を覗く。
みなさん
「きれいな顔やね」
「優しい顔やね」と、言ってくださった。
私には、少し意地の悪い顔に見えたのだが・・・。