VLADは消滅したんですが、
メンバーとは全く疎遠になる事も無く、
その後も普通に遊んでたりしてましたね。
その中でもベースの奴と
めちゃくちゃ遊んでたな。
彼もV系が好きでして、ある日彼から
「これめっちゃ良いから聴いてみ」と言われまして。
それがkaggraの『夢イズル地』だったんですよ。
LIVEバージョンのやつ。
それまでXやLUNA SEAやラルクくらいしか
V系を聴いてなかった俺には
ものすごい衝撃でしたね。
勝手に自分の中でV系といえば、
「野郎共いくぞおらぁ」とか
「かかってこーい」みたいなイメージだったから
すごく新鮮というか…
歌詞もメロディも、和を表現した世界観も
全て突き刺さりましたよ。
あの衝撃は今でも忘れられない。。
気付いたら彼に
「俺とV系バンドやろう!」と言ってましたね笑
「警察官になりたいから無理」と
断られたけど。。。
※ちなみに彼は後に警察官になりました。
しょうがないから俺1人でやるかーとか思い
当時あった札幌のV系サイト
(バンドがいっぱい載ってるサイト)を
片っ端から見て、その中にあった
Zodiacというバンドに連絡しました。
ちょうどギターとボーカル募集してたんだっけな🤔
初めてのV系、知らない人達に連絡する。
もうこの時点で少年の心はドキドキなわけですよ。
ワクワク2 ドキドキ8 くらいな感じ。
したら意外とすぐ連絡が来まして
「いついつ会おう」となりまして、
狸小路のロッテリアにて面接?をし、
後日「一緒にやろう」という事になり
晴れて「札バン」の世界に
足を踏み入れたわけであります。
↑Zodiac時代
この時は、さいれんといやらしーずの
SUGIZOさんに憧れてました。
真珠とか黒い衣装とか髪とか
ステージでの振る舞いとか真似してましたね。
真似つーか丸パクリだったかも笑
初LIVEは全然覚えてないんだよなー…
きっと緊張してたと思います。笑
まぁそんなこんなでLIVEを重ねていく過程で
当時『ギゼル』というバンドにいたsetsu、
『ひさご』というバンドにいたkasumiに
出逢うわけであります。
初めての会話とかどうやって仲良くなったかとか
全く覚えておりません!!
だけど当時の2人の印象は覚えてます。
setsuは演奏してる時の姿が
クールでかっこよかった。
笑顔を見せないみたいな感じでさ。
kasumiは当時ベースでして、
めちゃくちゃ上手いなこいつって思ったのと
めちゃくちゃ音いいなこいつって思いましたね。
そしてZodiacですが、
ボーカルだけがなかなか定まらず、
新しく入っては抜け、また新しく入っては抜け
みたいな感じでしたね。
そんなある日LIVEをしていたら、
後ろの方ですげー派手な金髪が居まして
格好も髪も派手の極みみたいな奴で
「あーなんかすげーの居るなー」くらいに
思ってたんです。
んで案の定またボーカルが抜けてしまい、
再度募集をかけたんです。
そこで来てくれたのが
まさかのそのド派手な金髪でした。
そう、これがKAZとの出逢いです。笑
(※幸大とはもう少し後に出逢う)
ボーカルが入っては抜けての繰り返しで
けっこうテンションも下降気味だった俺らは
「まぁ一応来てくれたし
カラオケでも行って歌聴いてみましょう」
くらいなテンションだったのね。
で、皆でカラオケ行ったんだけど
歌うますぎてビビったんよね笑
こんな歌うまい奴いるの!?ってくらい。
もう速攻でボーカル決定。
てなわけで、KAZと俺は
Zodiacというバンドで一緒にやるわけであります。
そしてLIVEをやるわけですが、
まぁー声はもちろんの事、煽り方とか
めちゃくちゃかっこよくてですね、
ギターをペケペケ弾いてるこっちも
気持ち良くなってましたね。
だがしかし……
KAZが入って2回目のLIVEで
Zodiacは解散してしまいまして。
もうひとりのギターとベースは引退。
結果、KAZと俺はそれぞれ別のバンドに
歩む事にはなるんですが、、、
本当はここで音楽を辞めようと思ってました。
続く…

