婚約指輪(エンゲージメントリング)とは婚約の証として男性から女性へと贈られる指輪
古代ローマ時代、約束の履行を誓約するしるしとして使われていた鉄の輪を、婚約指輪として用いたのが始まりと言われています。
また左手の薬指にはめるのは、左手の薬指と心臓は血管で直接つながっており、それを通って愛の血が心臓に流れ込むという言い伝えが元となっているそうです。
婚約指輪の購入時期について
彼にお任せしてもいいですが、最近では好みの指輪を一緒に選ぶカップルが増加。購入時期はプロポーズ、もしくは結納や顔合わせの席に間に合うよう逆算を。
在庫の有無や名前入りのオーダー、サイズ調整など日数を必要とする場合もあるので、渡す日の1ヶ月前には選び始めるのが一般的。また、フルオーダーしたい場合は2ヶ月前を目安に。
最近で言うと片岡愛之助さんが藤原紀香さんに送った婚約指輪は愛之助さんご自身がデザインなさったオリジナルリングでしたよね。世界に一つしかない指輪…とっても素敵ですね。
婚約指輪の素材について
婚約の証なので特に決まりはありません。ルース(裸石)にダイヤモンドが選ばれることが多いのは"最も硬い石であること=固い絆で結ばれる""無色透明=純真無垢で花嫁にふさわしい"ことが理由。 花嫁の誕生石や彼の家に代々伝わる指輪が贈られることも珍しくありません。
地金も、熱に強く、変色やさびが少ないプラチナが不変の美しさを保つと圧倒的に人気ですが、最近ではイエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールドなどをセレクトする人も。ショップが最初から決まっている場合は問題ありませんが、特に決まっていないのなら、まずは予算を告げずに気になるものから試着してみましょう。目で見た印象と実際に指にはめた印象は違うため、いくつかショップを巡れば、あなたの肌の色や指の形に合うデザインが分かってくるはずです。その他に購入後のケアなどのアフターサービスについても必ず聞いて、信頼おけるショップかどうかを確かめましょう。
結婚指輪について
肌の色別のオススメ
色白の人
地金はイエローゴールド以外の色のものがいいでしょう。流線型、細めのフォルムのものなど、上品なデザインがオススメ。メレダイヤを散らして繊細な印象を持たせてもOK。
色黒の人
地金はピンクゴールド以外が似合い、特にイエローゴールドはピッタリ。形は、ボリュームのあるタイプや柄入りなどで大人のカッコ良さを表現して。
指の長さ別オススメ
指が長い人
基本的にどんなデザインも似合いますが、指の長い人が着けると特に映えるのは、ストレートタイプやS字。幅広のラインにしたとしても指の長さが活かされるので心配なし。
指が短い人
指を長く見せるには、縦のラインを強調するV字や、指の付け根にウェーブがかかるS字などがベスト。アームがまっすぐなデザインや幅広タイプは指が分断して見えるので、より短さが強調されることに。
指や関節の太さ別オススメ
指が細い人
比較的どんなものも似合いますが、アームの太いものや存在感のある大ぶりなリングは重そうに見えて、アンバランスな印象になるので、細身のアームがオススメ。
指が太い人
V字なら縦ラインを強調。ダイヤモンドをポイントに、はっきりしたモチーフやボリュームのあるデザインにすると、視線をそらし細く見せる効果があります。細く見せようと華奢なタイプを選ぶのは逆効果。
関節が太い人
指と関節の差を緩和するには、幅広やストレートのラインなどを選べば、関節の太さが気にならなくなります。関節が太いとリングが回りやすいので、身に着けて気にならないデザインを選んで。

