今回はいつもと趣向を変えて、２０１９年に亡くなられた元国連難民弁務官の緒方貞子氏を星占いで見てみようと思います。あくまでも星の位置だけで見ているので、実際とは違うところもあるかもしれません。
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緒方貞子氏は１９２７年９月１６日生まれなので、乙女座の太陽に家庭や感情を表す月が支えに入っているので、家族の支えが大きく、自分の感情に対してかなり正直なところがあった人だろうと思います。乙女座の性質として、細かいことに敏感であり、真面目ですが神経質なところがあります。人に教えることがうまい性質があります。ただし、太陽は魚座の木星に損なわれているので、考え方が甘くなりやすく、社会的な負担が大きいところがあります。そして乙女座にしてはかなり感覚的で大雑把なところが出てきます。家庭や感情を表す月は生まれた時間にもよりますが、ほぼ牡牛座にあるので、かなり頑固で意固地なところがあったのではないかと思います。一旦こうと思ったことに対してはなかなか意見を変えない人だったのではないかと思います。月は木星に支えられているので、幼い頃は恵まれやすいのですが、重圧と試練の土星と海王星に損なわれているので、家庭的、感情的に混乱や欺瞞が多く、精神的な苦労が絶えないところがあったと思います。知性を表す水星は天秤座でタイトに火星と重なり、外国を表す射手座の土星に支えられています。主張が強く、考え方に外国の影響が強いところがあります。どこか世知辛く、現実的なところがある人です。
国連難民高等弁務官(ＵＮＨＣＲ)が設立した日は１９５０年１２月１４日なので、射手座の太陽に金星と思想を表すキーロンが重なり、海王星と冥王星に支えられています。どこかカリスマ的なところがある組織です。特に海王星と冥王星は世代を超えて影響しやすい星です。組織の人を表す月は魚座の木星と重なり、世話焼きで人助けに真剣な職員が多い組織だろうと思います。ただし、組織委部を表す場所に入っているドラゴン・ヘッドは太陽を損なっているので、組織内部の人脈はあまり組織の活動に協力的ではなく、いざこざが多いところがあります。緒方貞子氏との相性は、緒方氏の太陽に組織の火星が支えに入り、緒方氏の海王星が組織の太陽を支えています。この組織は緒方氏をかなり活動的に動かし、チームリーダー的にしています。ただし、緒方氏の木星が組織の太陽を損なっているので、社会的な負担が相当大きかったのではないかと思います。海王星の支えは木星や土星と違って利益を全く考えない支えです。ただし、人助けには有益で精神的に受ける影響は大きかったと思います。この組織にとってはイメージを変える影響があったのではないかと思います。それと余談ですが、この組織の財務の場所に入っている火星が緒方氏の木星に支えられているので、緒方氏がいる間はお金がかなり入ってきたのではないかと思います。
この世は現実的な利益ばかりが有益ではない、人が受けるイメージが重要なこともある良い例だと思います。そこが利益優先の企業を見るのとは違うところでしょうか。余談ですが、アフガニスタンに貢献した中村哲氏も同じ太陽が乙女座でした。お互いに思うところが一緒だったのかもしれません。
以上