世間ではクリスマス
聖なる日とも呼ばれる日である。
街はカップルで溢れかえり、様々なイルミネーションが輝いていて木々も飾り付けられキラキラしたツリーになっている
「七瀬さんお疲れ様〜」
七「お疲れ様です!」
バイト仲間に挨拶を済ませお店を後にする
「うぅさっむ、、はよ行かな」
お店で温まれていた体に冷たい風が吹きあたる
そんな寒さを気にせずまちあわせの場所へ向かう
待ち合わせ場所にはすでに彼女が待っていた
「なーちゃん!バイトお疲れ様」
七「ありがとまいやん」
麻「んーん!それじゃ行こっか!」
七「うん!」
そう返事をしてすぐ小走りにまいやんの隣にたって歩き出す
七「今日は仕事やなかったの?」
麻「ん?なーちゃんに会いたくなったから後輩の秋元に任せて放棄して来た笑」
七「そうなん?けどそんなんしたら明日衛藤さんに怒られても知らんで?」
私はくすくすと笑ながらまいやんの腕に手を回して腕組をした
いつもなら手繋ぐんやけどな
ふとそう思いながら腕を組む
まいやんはさっき「寒いね〜」って言いながらコートのポケットに手をしまっていた
それがどこか寂しく感じた
暫く歩いていると
麻「ねぇなーちゃん」
七「ん?どないしたん?」
麻「いや〜珍しく手繋いで来ないからどうしたのかなって笑」
まいやんはそう言いながら腕を組んで無い方の手で頬をかく
七「だってまいやんがさっき両手ポケットに入れてたからしたくないんかと思ってん、、、」
私が不貞腐れながらそっぽを向くと
まいやんは笑った
麻「んふふふ」
七「なんで笑うん?」
麻「だってめっちゃ可愛いだもんなーちゃん」
私の頬に手を当てすりすりしてくる
七「可愛いないわ!寂しかったんやからな、、手繋げれへん、、のが」
言葉を遮るように涙が溢れてきた
自分でも驚いたけど私以上にまいやんが驚いていた
麻「な、なーちゃん?!ごめんね?ごめんごめん」
まいやんは謝りながら優しく抱きしめ頭を撫でてくれた
麻「最近会えてなかったし連絡も私が忙しくて返せなかったりだったもんね」
七「寂しかった」
麻「うん、ごめん」
七「でもなずっと好きやったで」
麻「うん、私もずっと大好きだよ七瀬」
そう言うとそっと私の頬に手をあてキスをしてくれた
七「久々にすると恥ずかしいな、、」
麻「私も、、」
そんな2人を祝福するかのようにその日は雪が降った
街灯でキラキラと空から降る白い結晶が照らされてなんとも綺麗に輝いていて
木々に付けたれたイルミネーションが何とも幻想的だったホワイトクリスマスの思い出