最近この記事↑にいいねを押してくださった人がいたみたいなので思い出した、「吸唇癖」のその後について。

 

春休みに娘が歯科で定期健診を受けた時、吸唇癖について相談(口の周りが赤い理由を説明)したら、女性の歯医者さんが娘に”口を閉じる練習の仕方”を指導してくれた。

と同時に、歯並びの指摘もしてくれた。

娘は上の前歯が出っ歯ぎみ。

下唇を噛むことで出っ歯が悪化すると指摘された。他にもかみ合わせの深さに気になる点があるとかで、一度矯正歯科で相談してみることを薦められた。

 

しかし、上の子が矯正で苦労したので、下の子はそんなに急いで矯正しなくていいやと思っている。

(上の子の矯正の話は長くなるのでいつか別の日記にまとめるかも。)

同時期に、義母が娘の歯を矯正してあげてほしいと言ってきた。

「女の子だから、、、友だちからからかわれたらかわいそう」とまで言われて心外だったが、私は娘がそこまでひどい出っ歯とは思っていない。チャームポイントくらいに思っている。

確かに気を抜くと前歯が見えてしまうけれど。

怖がりで神経質な娘は、上の子以上に矯正治療は辛いのではないかと思うから、もっと成長して、本人が歯並びを治したいと自主的に思ってからでいいと考えている。

 

そんなこんなで、その出っ歯がこれ以上悪化しないためにも、上と下の唇をくっつけて口を閉じることは大事なことだし、吸唇癖をやめるためにも必要なこと。

歯科で相談するまで、私も娘に口を閉じるように言ってみたけど、唇を吸うのをやめられなかった娘。

それが、歯医者さんに丁寧に指導を受けたら、その日から明らかに吸唇癖が減って、いつのまにか唇を吸うことはなくなっていたのだ。

まっかに荒れていた口の周りはすっかりきれいなすべすべ肌。

 

でも油断すると出っ歯の前歯が下唇の上に乗っかっていて、下唇の圧力で出っ歯が悪化しそう。

それを見つけた時は、「お口の特訓~」と軽く声を掛けるだけで、本人も「あ、そうか」という感じで意識して口を閉じるし、最近は自分で気づいて口を閉じているのが見受けられるようになった。

親の言うことは聞かなくても、特別な場所で特別な人から特別な指導を受けると、反発しないでちゃんと聞くんだなあと感心した出来事でもあった。

 

こんな事があると、学習でも、SSTでも、特別な場所で特別な指導を受けたら聞いてくれるのかもしれないなあと考えずにはいられない。

しかし、だからといって、そんなに上手く娘を動かせないのも事実。

導者との相性が全てだったりもするし。

たまたま良いタイミングで良い出会いがあれば、いいなあ。。。

 

それから、あまり自分の容姿にこだわりがない娘にも、自意識が出てきたのかもしれない、と思うと興味深い。

人から自分がどう見えるかを想像する力がちょっと足りてないなと思っているので、その部分が育ってきたのだとしたら母としては嬉しい。