新学期がスタートして一週間。

最初の週は全部午前授業で終わり。


うちの不登校娘、全て登校!めちゃくちゃ頑張った!


登校できていることが達成感に繋がっていたのか、自己肯定感も上がったのか、家でも機嫌が良かった。


不登校中は何かにつけて悪態をつきがちな娘。

割と家でも穏やかな1週間だった。


娘は口にはしないけど、学校に行けるなら行きたいというのが本心なのかもしれない?

学校に行きたくない、と口に出していたのは、学校が自分にとって安心できる場所ではないと訴えていたということ。

口に出さないけど、5年生になったんだから頑張ろう!とか思っているかも?

1週間行ってみてどうなんだろう?

学校の4年生の時との違いは担任、クラス替えがあったのと担任が変わったこと。

教室が1階から3階に変わって見晴らしが良くなったこと。

他に違うのはウザい男子Aが別のクラスになったこと。

しかし娘にとってはウザい男子Bもいれば、怖い女子Cもいるらしい。

どんなに配慮してもらっても追いつかないのが現実。

全ての不満は解消しない。

自分が変わるしかない部分が大きい。

不安を感じやすい娘は不安と折り合いをつけられるようにまで発達・成長すれば、社会で生きていけるようになる。


久々に娘が学校で授業を受けたことが嬉しいのは母である私。

久しぶりの理科の授業は実験だったらしい。

ビーカーに水と氷と油を入れる実験。

まずノートに予想を書いて、実験して、結果を書く。

ノートを見せてもらったら感心した。

もしかしたら一般的には良しとされないかもしれないけど、娘は、可能性のある全てのパターンをイラストで表現していた。

それで、実験結果と合致したイラストに赤丸をつけていた。

絵を描くのが得意な娘、人の言う通りにしない娘。

もしかしたら先生の言った事を聞いていなかったからかも知れない。

予想を文字で書けと言われても漢字が書けない娘は億劫。絵の方が楽。

普通は予想は1パターンに絞って、それが正解かどうかを実験で検証するもの?

でも娘は自分のアイデアのもと、あらゆる可能性を書き出してみた。

大人は、油が水より軽い事を当たり前の知識として知っているから、予想として1パターンしか出さない。

でも常識と思っていることでも違う可能性を考えてみるのって大事なのでは?

娘の考え方が普通じゃないのって可能性の塊なのでは?

親バカだからそう思った。

私はこういう変わり者な娘をかわいいと思うし誇らしいと思う。

普通のやり方はこう!みたいに矯正したくない。



今週からはガッツリ6時間授業。水曜日だけ5時間もしくは4時間。

うちの娘に6時間は長い。


月曜日の今朝は早速遅刻していくことを本人が選択。

小学校は遅刻早退は保護者の送迎が必須。

一緒に歩いて学校に向かうとき、胸が痛いと訴える娘。

中休みに教室まで送って行って、担任に挨拶。

娘を歓迎してくれる元気なクラスメイト。

スイッチを切り替えて、母の存在はもう見えないかのような態度の娘。


いつまで持つかな…