今の世の中、長引くコロナ禍に、ウクライナ侵攻に、あまりにもひどい。
平常ではない日々の真っただ中。ストレスまみれ。
帰省もできず、友だちとランチもお茶もできず。
でもいったんそういう外部要因は全部目をつぶって、のお話。
私個人として、家の中にいて、仕事したり、家族と過ごしている限り、これまでよりも落ち着いていて、小さな幸せを感じる瞬間も毎日ちょこちょこあって。
今の状態が1年単位で毎年ループしても良いかもしれない。と思った。
息子は最近やっと高校生活に慣れてきて、苦しそうではない日も増えたし、将来に向けて頑張りたいことも見つけたかな、という段階。まだ受験生でもなく、ゆとりがある。
学校に、友だちとよべるかもしれない人もできたっぽい?
とにかく、もう不登校じゃない。
娘はもう送り迎えの必要な幼児ではない。学校に毎日それなりに楽しく通っている。
学童クラブは嫌になってやめてしまったけど、帰宅後一人で時間をつぶせるようになった。
勉強は大嫌いで苦手だけど、宿題は言われなくてやるようになった。
何より、元気で、エネルギッシュで、いつも娘からは元気をもらう。
歌ったり踊ったり、推しキャラに喜んだり。本当に本当にかわいい。この無邪気なかわいさを失ってほしくない。
すぐ不機嫌になったり泣いたりもするけど、それもかわいいと思える。
そして夜驚症が消滅し、夜ぐっすり眠れる。(夫のいびきはあるけど)
夫はマイペースで家事はほとんどしないけど、仕事は上手くいってて、経済的に全く困っていないし、子どもの遊び相手にはなってくれる。
私の仕事は相変わらず地味だけど、好きな仕事だと言える。
私も夫も中年になって体はあちこちガタが来てるけど、まだまだ若い。
これ以上不具合増えるのも嫌だ。
親の介護の心配はまだしなくていい。
コロナでろくにお出かけもしてないけど、毎朝近所の公園を散歩するのが好きになったし、季節の変化を楽しめるようになったし、なでさせてくれる野良猫もいて。
今が十分幸せ。
この先、息子がまた進学や就職で苦労したり、娘が思春期になって衝突するとか、目に見えている。
必ず通らなければならない道なのはわかるけど、そんなのまだまだ先でいい。
このまま17歳と8歳のお世話をし続けたい。
そんな気持ち。
どんどん幸せのハードルが下がっている?
幸せってどーんと大きなものなんてなくて、毎日小さくいっぱい感じる瞬間があることだと思う。