前回、九九の2の段も覚えられないことに焦って、早く支援につなげたい!とつらつらと書いたブログだが、結局まだ何もしていない。

 

そしてあれから2週間経っても、相変わらず2の段も怪しい娘。

飛び飛びで覚えている九九は少し増えた。

 

娘の能力と特性と性格を考えたら、じっくりゆっくりコツコツ少ーしずつ続ければ、九九を覚えられる可能性はゼロではない。

でもそれを待っていたら2桁の掛け算が始まってしまうかもしれない。

九九を覚えましょう、の段階が終わったら、合理的配慮として、九九表を机に置いて計算することを許してもらうように相談しようかなあ。。。

 

九九表を机に置く配慮については、先日息子の受診の際に総合病院の不登校外来の小児科医に聞いたこと。ついでに娘のこともちらっと相談してみたのだ。

病院にも学習障害の相談は沢山くるそうで。そりゃそうだろうな。

でも、息子が中学校のとき言われたのと同じ感じて、知能テストをやってもやらなくても、子どもに何をしてあげるかは変わらないから、というようなお話。

教育センターでも同じこと言われたなあ。

特性が理由で困りごとがあっても、それを検査などで診断したところでやることは変わらない。

グレーゾーンだからそう言われるのかな?

確定診断(?)がないと支援が受けられない仕組みもあるらしいが…

 

Twitterには、たとえグレーゾーンでも、支援を受けるためには話が早いからと言って、発達障害の診断書をどんどん出す児童精神科医の話も見たのだが。

それが良いのか悪いのかは論争になるところだろうけど、息子の担当医が言いたいのは、診断のあるなしにかかわらず、困っている子には配慮が必要、と言うことなんだと思う。子どもを思う気持ちは一緒。

頑張ればいつかはできると言われてしまうグレーゾーンの子どもは苦しみ続けるしかないのが現実だとしたら、嫌だな。

 

九九が覚えられなくて、怠けていると思われていたらかわいそうだなという思いが湧く。

「怠けている」のと、「頑張ってもどうにも覚えられない」のって、客観的に見たら何が違うんだろう?

同じに見えてる気がする。正直親の私でも怠けている言いたくなることが毎日のようにある。

 

娘の、「自分も九九を覚えたい」という気持ちは本当。

だから頑張ってみる。でもちっとも覚えられない。自己肯定感下がってやる気も無くす。ストレスで家では荒れる。家で九九をやらなくなる。

これって怠けているってこと?

親が甘い?覚えられないなら100倍頑張るしかない?

 

本当に怠けたくて怠ける子どもっているの?

怠けているとしたら、怠けるのには理由があるのではないの?

怠けてると言われている子どもは、実は何かしら特性として困りごとを抱えているっていうことかもしれない?

怠けていると言われる大人も、実は子どもの時からそういうことだったのでは?

などと頭の中で考えが広がってしまった。

 

それって、自分の子どもが怠けていると思われるのが私にとって不都合だからだろうな。擁護したくなる。
 

このあと息子の話になったから、

その2へ続く。