失敗研究。 | as it is

失敗研究。


成功哲学系の本をめくると、多くの場合「成功者は、将来成功した時のイメージを明確に描けていた」「人間の行動は、願望のイメージ化/ビジュアライゼーションの質によって決定する」「叶えたい夢があったらノートにメモをとる。その習慣だけで、ほぼ全ての願いは実現する」的に、ビジョンの明確化/精緻化を薦めています。人を動かす推進力として、目に見えないコトを、目に見えるカタチにすることは確かに重要。それは、意志や、想いや、到達したいゴールを「具体」にすることで、初めて広くに認知され、評価され、共有され、共感される可能性へと昇華していく。

となれば、成功の逆に「失敗」を常日頃からイメージしているとどーなるのか?やはりモノの本によると「失敗が叶う」らしい(いや、人の失敗を願っても叶わんですよ、あくまで自分の失敗だけ)しかしながら、人生、一度や二度はおろか、1万回位の失敗は経験することになりそうなわけで。アインシュタインは「999回失敗しても、1000回目で成功すれば、それは失敗ではなく、成功と賞賛される。つまり成功するまで失敗を重ねることが、成功である」みたいなコメントを残しておられるらしいですが。

私は、できれば成功したい凡人なので。

成功だけを願いつつ、失敗イメージを自分の内部から徹底排除する超ポジティブ思考にも違和感を覚えるわけで、ここは謙虚に「失敗に学ぶ」ことにしたいと。

世の中には成功事例を学ぶ機会は多くありますが、失敗事例を知る機会は意外に少ない。
なぜかといえば、やはり失敗した当人にとってみれば、闇から闇に葬り去りたいコトだから。しかし、失敗事例から学ぶことは多い。ライブドア堀江社長も同意見であることは周知の通り(笑)

で、失敗研究について調べてみると、これがオモシロイ。

失敗知識活用研究会
の活動にも目が離せないし、

失敗知識データベース
ここのキーワード検索は秀逸。まさに失敗の宝箱。

『熟練した職人とは、考え得るすべての失敗を経験した人である』とどなたかおっしゃってましたが、企業の人事教育に「失敗メソッド研修」を導入してはいかがだろうか、と真面目に考えたりして。


memo
会議において決議の流れをリードするのは「役職が高い人間」「声がデカイ人間」そして「常にすべての意見にリスクを提示することで、自分の見識と存在感を示そうとする人間」かもしれない。



memo2
我々は失敗について、よく知らない。