愛する人が立ち去った
涙ぐむも遅すぎて
別れの言葉を伝えれず
あの日の思い出は止まったまま

悩む日々を数えたら
その分の歳が過ぎていて
前を見ない姿が惨めなだけ
貴方は笑ってくれるかな

再び会いたいと願うけど
遠い場所へ去っていた
悲しむ暇があるならば
貴方への想いを胸に秘め


歩んだ道は違うけど

生きた道は寄り添って

確かな証を残してくれた


様々な思いが刻まれた

心の片隅に穴が空いても

吹く風は真実を伝え

冷たい息吹が身体に纏う


悲しむ日々が虚しい

抜け殻のように居住まう中

何も成し遂げれない

何も望めない暗い世

絶する祈りは届かない


受け入れなければいけない

こんな姿をみたら悲しむだろう

哀れんでしまうかもしれない

気丈な振りで許してくれるかな


愛おしんだ人は離れてしまった

心の一部と共に遠い地へ


共に過ごした日は思い出の中


もう訪れない日々を知っている


あの日々よ

何時かの記憶と思い出と共にさよなら