こんにちは、大分機販の秋好です。
大分県の玖珠町で営業中です。
先月、福岡県のお客様からゼノアチェンソーハイパーこがるGZ2800Tの修理をお預かり致しました。
症状はチェンオイルの出が悪いそうです(^^;) オイルパイプのストレーナは掃除したそうですがそれでも
オイルが出ないので当店に持ち込まれました。
ガイドバーを取り外して本体を確認します。綺麗に掃除されておりますがクラッチを取り外して確認んしてみると・・
オイルポンプとウォームギアには不具合は無いようで問題ありません。
ポンプカバーを取り外すと鋸屑がギッシリ詰まっておりました。ここはクラッチを取り外さなければ掃除が出来ないため
少し難しいです(^^;) 本体のケースに白くて丸いパーツがあります。矢印の部分です!
ここがオイルタンクのブリーザーですが確認すると鋸屑は詰まっていませんが、反対側のポンプケースを確認して
みると・・・・・・
矢印の部分に丸い形になった鋸屑があります。これが原因でチェンオイルの吐出量が少なくなるんです。
チェンオイルを含んだ鋸屑が少しづつ詰まりマスクをしているような状態になっています。
処置は簡単でこの鋸屑を綺麗に取り除けば完了です♪
矢印のゴミが鋸屑です(^-^;
本体とポンプケースを綺麗に掃除して元通り組み付けると・・・・・
オイルの吐出もバッチリ! 修理完了です(*^^)v
どのチェンソーにもオイルタンクブリーザが付いていますので掃除の時にこの箇所も綺麗に掃除すると
オイルのトラブルも減ってくると思います。機種で掃除が難しい箇所にブリーザがありますのでその場合は販売店など
に掃除をしてもらうと良いと思います!
当店のyoutubeにアップしようか迷いましたが5分ぐらいで完了する短い動画になるのでやめました(^-^;



