初詣に向かう時、いつも大きな病院の
そばを通るんだけど、そのたびに建物
から漏れる明かりに目を留めて

新年を病室で迎える人がいるんだなぁ

って思う。そして、新年のお参りをする。

昨年末、一番驚いたニュースは

大滝詠一さん(享年65)の訃報

人の記憶って不思議だなぁ…って感じる
のは、大滝詠一さんって、私にとって
そんなにピンとくる人じゃなかったのに

訃報が報じられてからのラジオからは

大滝さんの楽曲が、ず~~っと流れて、
新年のおめでたい雰囲気の中では、

大滝さんが前衛的に作っていた音頭モノ
が、楽しくおちゃらけて流れていた。

その音楽を聴きながら、不思議と私の
中のちょっぴりな、でも、大切な

大滝さんの思い出があふれ出す。

山下達郎さんのお母様が、

大滝さんの声も顔も、なんか雰囲気が
息子(山下達郎)に似ていて、あなた達
が2人で歌っていると、どっちがどっち
かわからない


っておっしゃっていたことや、

大滝さんといえば一番に思い出す楽曲は

★幸せな結末

で、バンドの名前も

◎はっぴいえんど

だったんだなぁ…とか。

遺族に意向により、親族や親しい知人
のみによる密葬で行われた出棺では、
ロックバンド・はっぴいえんどで
大瀧さんとともにメンバーだった
作詞家の松本隆(64)、細野晴臣(66)、
鈴木茂(62)が棺を持った

(ヤフーニュース1/4)

この後、松本隆さんから発表された
ツイートを読んで、作詞家の文章の
上手さに驚きながら、泣いてしまった。

今日、ほんものの十二月の旅人になって
しまった君を見送ってきました。

ぼくと細野さんと茂の三人で棺を支えて。
持ち方が緩いとか甘いなとか、ニヤッと
しながら叱らないでください

(松本隆さんのツイート 1/4)

そうそう!

山下達郎さんの日曜日のラジオ番組、
サンデーソングブックの新春放談に
いつも出演していて、

工業製品と言えども、製品1つ1つには
個性があるから、気に入ったオーディオ
機器などは、4台5台買って、一番自分の
好みに合う音を出す機器だけを手元に残す


って話されていて、あまりの凝り性っぷり
に驚いて、印象に残っていたので

棺の持ち方を、中で偉そうに(!)指示する
大滝さんの姿が見える様で、そのジョーク
で、場の雰囲気を和ませようとする感じ
とは逆に、泣かされてしまった。

たった140文字で、楽曲にからむ言葉と
大滝さんの人となり、はっぴいえんど
メンバー全員のことを書ききる筆力!

ネット上でなんでも垂れ流しにする習慣の
ない世代の人達のアートを見せつけられた。

人が一人亡くなるということは、
図書館が1館無くなるようなもの


っていうけど、大滝さんに関しては
巨大図書館だった。

リンゴを食べている最中意識をなくした
まるで白雪姫のような、幸せな結末を
残して消えた大滝さん。

ダメになりそうな私達を、いつまでも
その厳しい目で見守っていてください

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