出世する男?
なら、チビデブハゲを選びなさい


は、クラスのお母様の中で雰囲気
もあって美人だった(美人だった
から薄命だった…)方からの忠告。

確かに、お父様は…

★天下無敵のメディア人間
喧嘩ジャーナリスト野依秀市

佐藤卓巳 新潮選書 \1,700



まず、著者の佐藤卓巳先生(1960年
広島市生、京都大学大学院准教授)
にお礼の言葉を述べたい。

この本を上梓してくださって
ありがとう!


戦後生まれの私たちからすると
戦時下で東条首相や政府を公然と
批判すれば即刻監獄行きだと考え
がちだけど、この本を読むと、
もしかしたら今よりも自由に発言
していたのかも…という印象を
受ける。

そのことを教えてもらっただけでも
この本が世に出た価値がある。

今、戦争のことを知っている人達は
当時子供だったわけで、あの頃
戦争やれやれ!って言っていた大人
の話を聞くことは出来ない。

佐藤先生が、この本の主人公、喧嘩
ジャーナリスト野依秀市(ノヨリ
ヒデイチ)に興味を持って発掘して
くれなければ、私腹を肥やさずに
小さなお墓に眠っている野依さんを
私達は知らずに、戦前を誤解した
ままいただろう。

あとがきで佐藤先生自身が語って
いるように、この本は選書の形を
とっている中で驚くほど厚い本だ
けれど、これでも佐藤先生が伝え
たい事の1/4も言えてないんじゃない
だろうか…忸怩(じくじ)たる思い
が伝わってくる。

当時の政府は、発禁するまでに
タイムラグがあって、野依ファン
は野依本が発売されると同時に
買ってしまうから、最後は出版社
への紙の流通ルートを妨害するよう
なことまでしている。

紙ねぇ…

もし今、野依さんが生きていたなら
どんな人でもブログで自分の意見を
発信できるこの世の中をどう思うん
だろうか…

野依さんは、自分自身を前面に出して
商売をしたジャーナリストなんだけど、
その時のキメ台詞が

4尺8分7分の男!野依秀市!

1927年施行の兵役法の徴兵検査規則
においては、身長5尺(151.5㎝)以上
それ以下は、丁種=不合格だった


それゆえ、最後の7分(2.1㎝)にこだ
わった。

でも…成年男子で151.5㎝って…

婚カツで「身長175㎝以上希望」なんて
書いてる場合じゃないッ!って感じ。

爆問の田中さんでも兵隊さんに
なれたのね…

とにかくいろいろな意味で、目から
うろこが落ちっぱなしで、読み終わ
った後はうろこの片づけが大変だった。

思っていたより戦前の日本人は冷静に
戦局を見ていた感じもあるし…

なのに!なんで暴走しちゃったのか…

この辺の日本人の几帳面でいながら、
ラテン系みたいな面白い特性がわかった
ら、これからの日本の作り方のヒントに
なるんじゃない?

実際に手に取ってみると、タジタジ
っとなる本だけど、勇気のある方!

ぜひぜひッ!読んでみてッ♪
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