タイトルの「インプリンティング」とは、
ヒナが生まれて初めて目にしたものを親だ
と思いこむ現象。日本語では「刷り込み」。

コイバナを書いていて、自分の心の動き方が
面白いと感じて、自分の小さい頃の事を思い
出してみました。

あんなにエッラソ~に、ほざいているナス美
ですが、鳥のオス探しと何も変わりません

声がきれいか、歌のバリエーションは
豊富か、容姿は美しいか…
だけで選んでいる


父の兄弟は美男ぞろいで、私が生まれおちた
時から、おじ達は皆で寄ってたかってかわい
がってくれていたらしい。…ということは、
常に美男しか、赤ちゃんナス美の目の前には
いなかった。

幼すぎて、えさのおいしさも大事さも充分に
知らず、遊ぶ方が忙しく、うかうかすると
食べる事も忘れて眠りこけているかもしれない。
でも、良い餌を摂って成長していく喜びを
子供達は本能的に知っている。必ずどこかに
より高い「何か」を求める尊い気持ちを
持っている


祖父はとても字が上手な人でした。けれど
習字を習った事はありません。

数日後に大切な人に頼まれた作品を制作しな
ければならないので、自分の持っている一番
良い硯を水につけておかなければならない。
この硯は、中国の清流の中にずっとあった石
で作られたものだから、硯にその頃の事を
思い出させなくてはならないんだよ。

常にこの硯が、きれいな水の中にいられる
ように、世話をしてくれるかい?


…というように、道具の扱い方、しまい方、
字を書く前の呼吸法、体操、字を書く時の
姿勢などを事あるごとに示してくれました。

今になって振り返ってみると、この教えは
とても重要だった事に気づきます。

長い時間机に向かっても体を壊さなかった
のは、祖父の教えがあったからでしょう。

2分先の事さえわからずに
生きている私達。
先達の声に耳を傾けて
みませんか?