今年最初の経絡ツボ講座は手の太陰肺経がテーマでした。
上田鍼灸接骨院の上田宏先生です。


肺経絡は中府(ちゅうふ)というツボ(鎖骨下をたどり肩の骨にぶつかったところから一寸下)から始まり、少商(しょうしょう)までの11穴です。


少商は親指の爪内側の角にあります。
こんな風に先生がツボの場所に印を付けてくれます。


呼吸器系の不調から花粉症についてのお話しがありました。
花粉症の改善は腸内環境を良くすることがとても大事とのこと。
食事の見直しも勿論のことですが、副交感神経優位にして腸を良く働かせて、血流を良くして血液をきれいにすることなのです。

副交感神経の働きを高める方法はいろいろありますが、リフレクソロジーなどのマッサージもとても有効です。
私達のやっていることはとても意義あることなのだと教えて頂きました。


また風邪の咳の対処法として、引き始めてからどの位の日にちが経っているかによって、使うツボが違うこと、また初期、3〜5日位過ぎた時、一週間以上長引いている時に飲んだ方が良い漢方薬のお話しまで、多岐に渡り教えて頂きました。

終了後「すぐに実践できる内容で、とてもわかりやすく、為になりました!」
と、ある参加者からの感想の声がありましたが、風邪や花粉症についてのお話しなど、とてもタイムリーな内容だったと思います。

次回は5月1日(水)、手の陽明大腸経がテーマでお話しして頂きます。

時間:10時〜11時30分
場所:上田鍼灸接骨院隣のビル

上田鍼灸接骨院