先日の新大久保スランジェで開催された、韓国伝統茶&伝統菓子のセミナーで食べた雲餅。

韓国料理研究家の本田朋美さんの手作り雲餅。
お茶は蓮の葉茶でした。

韓国伝統餅菓子は私の大好物。
本場の餅菓子を食べたことない私は、専ら新大久保で購入出来る餅菓子ですが、その中でも一番大好きなのは
「チャルトック」というものです。

今回のセミナーで試食した雲餅(クルムトックは、食感がチャルトックと似ていて、とても美味しく感動しました〜

韓国の餅「떡 トッ
原料はうるち米を使用するものか多く、大きく分けると、

蒸し餅」、「つき餅」、「焼き餅」、「茹で餅」

の4つに分けられます。

「떡 トッ」の歴史はとても古く、青銅器時代の遺跡からお餅を蒸す「シル」という器具が出土しています。

(日本でも餅は縄文時代後期に東南アジアから伝わったと言われていますね)



韓国では人の一生がお餅で彩られ、お祝い事、名節などその時期に合ったお餅が出されるそうです。

パン屋さんの感覚で街のあちこちに餅屋があるという記事を見たことがあります。

2005年の韓国テレビドラマ「私の名前はキム・サンスン」ではキム・ソナ扮するサムスンの実家が餅屋を代々経営していたというエピソードがありましたね〜
サムスンの恋人役ジノンはヒョンビン。
あの時のヒョンビン!かっこよかったなぁ〜💕


話が逸れましたが💦
雲餅です!!

クルムトック(雲餅)は「蒸し餅」でも、餅米を使っているため食感もモチモチとしています。
餅米の粉にナツメ、豆、くるみ、栗などを混ぜて蒸し、小豆や黒ごまの粉をまぶして作るので断面がまだらな雲模様になります。

チャルトックは同じく餅米の蒸し餅。
韓国の中部地方、忠清道(チュンチョンド)の郷土餅でセモリチャルトックというのが有名だそうです。(お餅の上に沢山の豆類、栗、さつまいもなどが載っているもの)

私が新大久保でよく購入するチャルトックは、カボチャが入ったもの、黒豆が入ったものなど、何を入れても良いようですね。

韓国伝統餅菓子の好きなところは、日本の餅菓子の感覚では考えられないほど、食事代わりになるくらい、甘さが控えめなところですね。



餅菓子への思いが募り、ついにこんな本も購入してしまいました。
6年前に出た本のようです。

表紙の美しい餅菓子はムジゲトック
ムジゲは虹という意味です。

こちらは米粉を使用するので、ちょっとポソポソする感じがありますが、見た目美しく、ほんのり甘みのある優しい味です。

雲のお餅や虹のお餅など、名前も素敵です。

次のスランジェ開催韓国伝統茶&伝統菓子セミナーに参加できるのを楽しみにしています。



さて、今回の新大久保スランジェのランチメニュー!
夏らしいメニューが加わり、とても美味しく頂きました。


水キムチ、桃のキムチ、冷麺などサッパリメニュー

定番メニューのチルチョルパンの前菜、ミルフィーユダッカルビ、イカ墨チャプチェなど



いつも食べきれないくらいのボリュームたっぷりランチでした💕