西東京市ひばりヶ丘の上田鍼灸接骨院の、上田宏先生による経絡ツボ講座!今回は4回目でした。


始めにこんなお話をしてくださいました。

太古の人々は「気功」により経絡の調整をしていました。


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「気功」の歴史は4000年〜5000年と言われていて、古人が気功を練習したとき、気の線路として体験したものが、経絡の発見という説もあるようです
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特に能力のある人が気功師となり、人々の病気を治す治療を行いました。
気功師とは言わなくても、身内で手をかざすなどして、痛みを取ることも珍しくなかったとのこと。

その後、気や経絡の調整を手や道具を用いて行うようになり、それが鍼灸治療の始まりとして体系化されていきました。


経絡やツボに関してまだまだ知識の浅い私達、鍼灸師を目指しているわけではなく、試験の為に経絡やツボを暗記しなくてはいけないわけではなく.…

上田先生は、いつも取っ付き易い、興味深いお話をしてくださいます。


さて今回から十二経絡を順番に勉強していくことになりました。

陰主陽従の考えから陰経の経絡を、また6月の梅雨の季節に合った内容で、「足の太陰脾経」から始めることになりました。

 五行の「脾」は「土」「湿」と対応します。
湿度の高い季節に「湿」が原因で起きる不調の説明の後、実際に太陰脾経のツボを探す作業が始まりました。

足の太陰脾経は足の親指からスタートして、ふくらはぎの内側ラインを通り、上半身を通り脇に向かう経絡です。

要穴と言われる重要な経穴は、手足末端にあるとされ、足の太陰脾経は全て膝から下にありますので、足の親指から膝までの十穴を中心に確認しました。

手足末端のツボのほうが効果的に体に作用するというお話はとても興味深く、リフレクソロジーの足の裏や甲側、手の平に反射区と言われるツボが集中していることにも繋がるように思います。

五行穴というものかあることを初めて知りましたが、参加者達が、

「五行と対応したツボがあるなんて!凄い〜〜」

と妙に感動したり驚いたり、ざわついていると、
上田先生、

「こんなことでこんなに喜んでもらえるんですねぇ」

と逆に驚いている様子。

上田塾という上級向け勉強会の開催をされている先生には、ど素人の私達の反応が新鮮のようです(笑)

他にも虫刺されにはお灸が効くお話や、自分のツボも見つけられないのに、人のツボなんて一生かかってもわからない!と不安に思う私達に、ツボを見つけられるようになる秘訣を伝授してくださいました。

一人一人丁寧にツボの場所を確認

6月の講座から約一カ月過ぎましたが、お客様の施術でふくらはぎを流す時には必ず脾経ラインの経穴を意識するようにしています。


次回は9月19日(水)、11月7日(水)
どちらも10時〜12時

西武池袋線ひばりヶ丘駅、上田鍼灸接骨院と隣接のライフセラピーにて開催。

ご興味ある方はこちらまで連絡お待ちしています↓
asimomimoza@gmail.com