台湾足もみ研修旅行で初めて訪れた台北。

7月初旬の台北はとにかく蒸し暑かった.…

蒸し暑さ、寝不足、ハードスケジュールにも関わらず、朝から結構重い朝食をとった二日目。
普段胃の不調は皆無の私。
自覚症状としては、一年に一度コーヒー飲みすぎてちょっと気持ち悪くなるくらい。

そんな私が、お昼くらいに胃の辺りがムカムカしてきました。

前日の夜も小籠包を食べ過ぎて、台北のファミリーマートに売っていた酸梅湯という、初めて見る飲み物を買っておいたのです。
ファミリーマートでこんな薬膳茶が売っているなんて本当に流石ですね!


ちなみに二日目の朝の結構重い朝食は、肉饅と、米漿という米と落花生でできた飲み物です。
とても美味しいです💕




さて酸梅湯ですが.…

味はかなり甘酸っぱいので水で割って飲みました。
梅の酸味がとてもサッパリして間もなくムカムカが無くなりました。

その日の夕方に行った、台北郊外の逸馨園 書香茶坊 という茶藝館でも最初に出てきた冷たいお茶が酸梅湯でした。

台湾について何も予備知識無しの私ですが、良く飲むお茶なんだ〜と初めて気付きました。


そして翌日、迪化街で早速購入!
友人から教えてもらった迪化街1段11にある「静慧」という漢方薬局。

山梨県に住んだことがある日本語堪能な店主、李榮宗さんがとても親切に説明してくださいました。

酸梅湯はこちら。




帰国後の日本は甚大な被害が出た西日本の豪雨、東京でも蒸し蒸しとした猛暑日が続いてます。

今年の猛暑はこの酸梅湯で乗り切りたいと思います。

早速本日作りました。

台湾流は洛神花(ハイビスカス🌺)が入っているようです。

○洛神花  (らくしんか)
性味:酸/涼  
帰経:心脾胃大腸
効能:解暑 降気 利水 活血

やはり暑い国ならではの効能、日本の猛暑の気候にもピッタリです!

それから.…

○烏梅(うばい)
性味:酸渋/温
帰経:肝脾肺大腸

慢性的な咳、腹痛、嘔吐などに良い
喉の渇きを止める

○山査子(さんざし)
性味:酸甘/微温
帰経:脾胃肝

お肉の食べ過ぎによる消化不良改善
消化促進、活血

○甘草(かんぞう)
性味:甘/平
帰経:十二経

補気、清熱解毒、薬物調和など

酸梅湯は調合がいろいろのようですが、「静慧」さんのは梅が二種入っていると言われ、烏梅以外に、化核紅梅の乾燥したものが入ってました。
化核梅というと台湾では棗を鉄観音茶で煮出したものもあるようですが、こちらはそのまま食べれる種無し乾燥梅です。


酸梅湯は地域によって調合がいろいろあるようです。
主となる材料、烏梅、山査子、甘草以外に季節に合わせて変更すると良さそうです。

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