箱根ガラスの森美術館でモンゴルの馬頭琴の演奏を聴きました。

馬頭琴の音色を聴いた時まず思ったのは、
「あっ!トンイのヘグムだ!!」

韓国ドラマ「トンイ」の主人公が弾く楽器なのですが、第28話では、このヘグムの音色に誘われて、行方不明になっていたトンイを王様が探し出すという、それはもう涙を誘う、感動的な再会シーンなのです〜

話しは逸れましたが、ヘグムと馬頭琴、またよく知られている中国の二胡も、そのルーツは同じようです。

中国の唐宋時代に流行った「奚琴」(日本語ではけいきん)という楽器が発展したものと言われていて、次のような記述が残っています。

奚族という遊牧民の楽器で、竹で二本の弦の間をこすって演奏する弦楽器」


この奚族は唐や隋より更に遡る、中国南北朝時代(439年-589年)から朝鮮半島の左上辺りに住んでいたそうです。

(地理がよくわかっていないので、凄いアバウトな表現💦💦)


そして更にルーツを辿ると紀元前にインド辺りで発生した擦弦楽器、紀元後にアラビアで盛んに使用されたラバーブという楽器などが考えられるようです。

遥か遠い時代からのロマンを感じますね〜〜

馬頭琴は草原のチェロ
二胡は中国のバイオリン、人の声に最も近い楽器

そしてヘグムですが、実は「奚琴」はハングル読みだと「ヘグム」
後々中国から伝わり同じ名前となった楽器なのです。

ヘグムは二胡のように人の声に近い楽器ですが、
人の泣き声のような切ない音色。
それは二胡のような透き通ってない少しかすれた音を出すためと表現してる方もいます。

個人的にはもともとチェロの音色が大好きな私ですので、馬頭琴の音色が一番好きですね。
低く力強く、心に響く、落ち着く音色であります。

箱根ガラスの森美術館は水曜限定でこの馬頭琴ライブをやっています。
馬頭琴奏者のセーンジャーさん、素敵でした!


若石足療中野店の女子会と称して女性スタッフ全員参加で行ってきた箱根ガラスの森美術館ツアー。





庭園の紫陽花も美しかった!




新宿バスタから高速バスチケット&入場券がセットで、便利でお得。
また行きたいなぁ〜〜