足もみ倶楽部アニモ・animo「食」の勉強会

砂糖の次は「」!!

 

ということで、ご塩社の笹谷達郎さんをお招きして、天然塩の大切さをお話しいただきました。

 

本物の塩は「美味しい」、「体に良い」

 

でも何が本物?

どう体に良いの?

どんな塩を選んだらよいの?

 

笹谷さんのお話しはそんな疑問を解決してくれる、とても興味深く、楽しいお話しでした。

 

本物のお塩は・・・海水だけを利用して作られるので、ミネラルを豊富。味はとてもまろやか。

 

笹谷さんから配られたお試しサイズの天然塩をなめてみると、味はまろやかであることは変わりありませんが、人によって「しょっぱい」「美味しい」「甘い」などの感想が・・・・

舌の味覚はその日の体調によってまちまちで、「しょっぱい」と感じると塩分が足りていて、「甘い、美味しい、もっと食べたい!」というのは塩分が足りていないということなのです。

 

「今日の塩梅(あんばい)はどうなの」と相手の具合を気遣うのは、塩加減が足りてるかどうかということ。

昔からお塩が大切なものだったということ。

本物のお塩であれば、各人の味覚に正直に「いい塩梅」で食事をすることで塩分取りすぎも塩不足も起こらない。

 

塩の摂り過ぎで高血圧になることも、減塩の必要もない!!

そして「減塩」はあらゆる不調や病気のもとになる!!!

 

笹谷さんの知識の豊富さに圧倒され、話に夢中になり、あっという間に時間が過ぎました。

 

本物のお塩の大切さ:

 

私達の体内(血液)の塩分濃度は0.9%で保たれていないといけない!

 

人間の赤ちゃんはお母さんのお腹の中で羊水に包まれていますが、その羊水の成分は海水成分とよく似ているそうです。

そして羊水だけでなく、人間の血液や体液の成分も海水成分と似ていて、それは全ての生き物が海から誕生したことを考えれば不思議なことではないのです。

海水に含まれている塩、つまりナトリウムと塩素は太陽、大気、水とならんで生命活動に不可欠なもの・・・

 

それを聞けば自然の海水に近い状態である天然塩を体に摂りいれることが一番なんだ!と単純な私はすぐに納得です照れはい!終了~

でも良いのですが・・・・・・あはは汗

 

しかし家族や周りの人々に説明するにはもう少し知識を得なくてはいけませんね汗

 

 

私達の細胞は血液や体液から必要な物質を内部に取り込み、不必要な物質は外部へと排出する。

細胞が正常に働くためには一定の浸透圧を保たなくてはならない。

浸透圧の維持に不可欠な成分が一定量の塩分であり、更にカリウム、カルシウム、マグネシウムなども必要→海水、羊水に含まれる成分

身体の新陳代謝に伴い必要成分は体外へ排出されるので、常に補充が必要。

 

その為には海水を濃縮した塩の補充が必要不可欠である!!

 

日本が定めた食塩(塩化ナトリウム)のような薬品としか言えない塩はもってのほか、海水から作られる塩の製造方法も大変重要で、体内に取り込まれたお塩が正常に働くためには非加熱製法のお塩を選ぶべき!

 

塩を摂りすぎた時、喉が渇いて水を飲む・・・一定の浸透圧で細胞が正常に働くために、体液塩分濃度を一定に維持する生理作用。

           ↓

腎臓の排泄で余分な塩分と水分が排出される。

 

塩を摂りすぎても人間の生理機能で排出されるため摂り過ぎになることはない!

 

 

お塩の体内での働きは他にもいろいろあります。

 

ナトリウムポンプ(体を動かす力の源)の正常な働きで、筋肉活動機能を維持する。

 

 

塩の熱発生機能で体温調節

暑いときは発熱体の塩を汗で出し体温を下げ、寒いときは水分を尿で出して、塩分濃度をあげ体温をあげる。

 

 

神経伝達を助ける

全身の神経は脳幹の電気信号でコントロールされるので、電流がスムーズに流れるためには体内の塩分濃度が保たれる必要がある。

 

 

栄養素の吸収に係り、消化液の成分になり、食欲を増進させる。

 

__________________________________________

薬膳の効能でも塩は解毒作用があり、血をきれいにして、体の余分な熱を排出するとあります。

帰経は胃腎大小腸、性味は鹹/寒

 

薬膳では体を冷やす食品とあり、マクロビでは陽性食品で体を温めるとあるのは矛盾しているような気がしますが、体温を調節するという意味ではどちらも正しいと理解してよいのでしょうか・・・・

__________________________________________

 

 

塩分控えめ=減塩はとても危険:

 

塩を摂らないとどうなるか・・・・新陳代謝が衰える、食欲減退、筋肉が弱る、心臓が弱る、腎臓が弱る、倦怠感や脱力感

 

塩は高血圧の犯人ではない:

最近の研究では高血圧の犯人はナトリウムではなく塩素ではないかという報告もあるそうです。

むやみに降圧剤を使うのは別のリスクを招きかねない…脳へ血流が届かないと認知症などの原因にもなりかねない。

 

どんな塩を選んだら良いのか?

 

*海水だけを使った非加熱製法のお塩

 

高温処理されたお塩はナトリウムと塩素の結合が強く、体内に塩素が残ってしまうが、低温処理の塩の場合は結合が弱く、体外へ排出される。

 

 

まとめ

★科学的に処理された純度の高い食塩、精製塩、食卓塩などは低価格ということもあり、外食産業では間違いなく使用されている。

(ミネラルを除去したこれらの「塩」が高血圧の原因)

★現代社会で外食や加工食品を避けることはできませんが、せめて自宅では、本物のお塩を摂るべき。(製法に注意)

★外食などで既にかなりの塩分を摂ってしまったとしても、本物の天然塩は摂り過ぎにはならないと考えると、塩分プラスにはならない。

(天然塩の体内での働きを考えると、不必要な物質を排出してくれるのですから、外食の多い人ほど天然塩を摂ったほうがよい)

 

 

早速購入した笹谷さんが扱う「天日海塩」を積極的に料理に使用しています。

野菜はお塩だけでとてもおいしく、コーヒーやお茶に一つまみのお塩を入れると確かに味がまろやかになります。

私の一番のお気に入りは納豆のたれを使わず、お塩だけで味付けする「塩納豆」

(あまり遠慮せずにしっかりお塩を入れたほうが納豆の臭みも消えて美味しくなります)

そしてお塩で洗顔も始めましたが、毛穴の汚れが取れて引き締まる感じ・・・

いやっ!「感じ」ではなく本当に効果を実感してます!!凄いですびっくり

 

 

実家の両親にもこの「天日海塩」と届けてきました。

昨年原因不明の少量の出血が続いた症状で、難病指定を受けてしまった父、長年足の酷いむくみが取れない母、二人とも減塩生活をしていて、外食の少ない両親は一日に塩を全く使わない日もあったとか・・・・

これからは積極的に天然塩を摂ることを勧めてきました!!

 

 

今回の勉強会は一度では理解できないほど幅広い内容のお話しでしたが、説得力のあるお話しで、天然塩に切り替える良いきっかけとなりました。

笹谷さんは今日も全国を回り、お塩の大切さを発信しています!

 

笹谷さんのお話しを聞いてみたい方はコンタクト取ってみてくださいねウインク

ご塩社ホームページ

http://50goen.com/

 

 

天日海塩はアマゾンでも買えるようです。

 

天日海塩 750g 天日海塩 750g
1,080円
Amazon