先日の「砂糖」の勉強会でも書きましたが、我が家の浪人生が無事合格して、大学生活を送っております。
こちらは入学式の日のお祝いメニュー
息子は高校一年生の頃から原因不明の不調に悩まされていました。
(頭痛、口内炎、ものもらい、ニキビなど)
高3の時はグルテンフリー食を実践して、小麦粉を一か月近く除去しましたが何も変わらず、浪人生活に突入
不調は変わらず、皮膚のかゆみもあり、これで受験できるのかと不安で一杯でした。
中医学勉強会でお世話になっていた練馬駅近くの「漢方薬局+C」の小岩井先生に相談して、
漢方薬を処方してもらったこともありました。
症状が辛いときは若石(じゃくせき)リフレクソロジーの施術で症状を少し楽にしてあげることしか私にはできませんでした。
そんな時はリンパの反射区、脾臓の反射区にとても強い痛みがあり、とにかく体の中で炎症が起きているとか、抵抗力が低下している感じがしました。
昨年6月に近所の脱ステロイドを提唱している練馬区大泉学園の「藤澤皮膚科」の先生に勧められたこともあり、
小麦粉、米、砂糖をすべてカットしてみると、約一週間で口内炎、ものもらい、頭痛が出なくなったのです!
藤澤先生の受診は息子に任せていたので、私は先生と直接お話ししませんでしたが、先生から頂いた資料に書いてある食事療法を守りました。
食べてはいけないもの
小麦粉、米、砂糖
積極的に食べるもの
肉、魚、豆腐、納豆などの大豆製品、チーズ、卵、緑黄色野菜、海藻、キノコ類、無糖ヨーグルト、糖質の少ない果物を摂る
飲み物
水、お茶類、無調整豆乳、牛乳(少な目)
油
オリーブオイル、亜麻仁油、えごま油などのオメガ3系の油、バター
リノール酸を減らし、マーガリンは×
予備校に通い、毎日お弁当を持たせていたので、米、小麦粉の主食の無いお弁当作りは本当に大変でした~~
当時のお弁当↓
生協のミックスビーンスサラダ、栃あげという油揚げのチーズ大葉はさみ焼き
果物は糖質低めのプラム
*ミックスビーンズ、栃あげは重宝しましたね~~
野菜キノコと厚揚げ炒め、果物はプラム
*厚揚げ炒めはアレンジしていろいろ作りました。
鶏ハム、もやし麻婆豆腐、茄子とキノコ類のチーズ焼き、果物は糖質少な目のびわ、サクランボ
*もやし麻婆豆腐以外にも、金糸瓜(そうめん瓜)麻婆豆腐、冬瓜麻婆豆腐も良く作ったメニューです。
一か月近く続けた後、今までご飯を入れていたお弁当箱の入れ物の3分の1から主食を入れ始めました。
初日はリクエストにより餃子
コウケンテツさんのメニューで焼き豆腐と生トマトの東南アジア風炒めは定番メニューでした!
果物はブルーベリーやプラム
その後玄米、全粒粉のパンを少しずつ食べ、今までの半分の量の白米、白い小麦粉のパンも食べるようになりましたが、特に症状は悪化せず、今までより少な目だけど穀物は食べ、糖類は最後まで食べずにいたので、結局犯人は砂糖などの糖類だったのではないか・・・
という結論になりました。
ただ皮膚のかゆみは完全には取れなくて、かゆいと勉強に集中できないと、その後藤澤先生の受診はやめてしまいましたが・・・
砂糖などの糖類の体への悪影響は、1月に開催した平井志伸先生の勉強会でもいろいろ明らかになりました。
足もみ倶楽部アニモ・animo「糖質が脳に与える影響/砂糖の危険性」勉強会の様子はこちら
高1から部活のあとにジュースや菓子パン、菓子類を食べ、帰宅後もお菓子を食べていましたが、ものすごい量を食べ過ぎていたとはおもっていなかったのです。
でも腸内環境により体への影響は人それぞれだということもわかり、息子にとっては過剰摂取だったのでしょう。
藤澤先生の資料によると、
血糖値の乱高下やAGEというたんぱく質と結びついて発生する終末糖化産物が原因で体内に大量の活性酸素が産生されて、さまざまな炎症やアレルギー性炎症反応を促進するとのことです。血管へのダメージも大きいとか・・・
何年もかかりましたが、やっと家族の不調を一つ解決できたのはとても嬉しいです!
夏以降は勉強にも集中できて、無事に希望する大学に合格
もちろん一年間とても熱心に指導してくださった理系専門予備校「理系館」の先生方、館長さんのお蔭、本当にお世話になりました
この「理系館」という予備校ですが、強制自習、少人数制の授業が特徴で、文系専門の「増田塾」の系列です。
毎日毎日お弁当と夕方のおやつ用にはパルテノ(無糖で水切りタイプのずっしり食べごたえのあるヨーグルト)や無糖カフェオレ、から揚げなどを持たせ、夜遅くまで頑張ったと思います~
現在もパンやお菓子はたまに楽しむ程度、食べ過ぎたときは翌日糖質を控えて上手く調整しているようです