東洋美食薬膳協会主催
本田朋美さんの韓国伝統茶特別講座の二回目。
今回は、トウモロコシのひげ茶、五味子(オミジャチャ)、ハブ茶
今回も本田さんの韓国茶と伝統菓子のお話と、
谷口ももよさんの薬膳効能の説明。
こちらは本田さん自家製茶食(タシク)
王様が頂くお膳の中に必ずあったタシクという伝統菓子。
型抜きするための模様の彫られている木の板をタシクバンというそうです。
日本の「きなこ棒」のような味で、私は大好きです
手前から、トウモロコシのひげ茶、
五味子茶(オミジャチャ)、
五味子の砂糖漬け
ハブ茶
この中でも私が一番楽しみにしていたのは
五味子(オミジャチャ)です!!
韓流ブームで夢中になっていたときに、
韓国食材店で粉末になったものを購入していました。
五味子の生薬を漢方薬局で購入したこともありましたが、
もっと色が真っ黒で、しおれた感じの、いかにも生薬~というものでした。
韓国のオミジャの産地では、収穫後は一日で腐敗してしまうため、
すぐに砂糖漬けにして保存するそうです。
生の真っ赤なオミジャはさすがに見ることができませんが、
今回は本田さんが乾燥して間もないものを、自宅用に
韓国から持ち帰ったものだそうです。
まだほんのり赤味があり、煮出してもきれいな赤い色が出ます。
酸味、苦味、甘味、辛味、塩味の五味を持つことで名付けられた「五味子(オミジャ)」
効能は素晴らしく、抗酸化作用、血流改善、疲労回復。
薬膳的には五つの味を持っているので、五臓六腑を補うと言われています。
数年前から日本ではオミジャチャを購入することができなくなったそうです。
生薬としての取り扱いになったそうなのです。
知らなかった~~
タシクバンでタシクを作るところです。
余談ですが、こちらは韓流ブームの時代に夢中になっていた
ヒョンビンがCMをしていたペットボトル麦茶(ポリ茶)
2007年に新大久保でゲット
未だに捨てずに持っています
その後2011年にはヒョンビンパッケージの
トウモロコシのひげ茶(オクススヨムチャ)も発売されたようですが、
これは知りませんでした・・・・
講座終了後は谷口ももよさんの
グルマン世界料理本大会受賞祝賀パーティ-でした。
2015年に「身近な10で始める薬膳ビューティレシピ」が
次回の「韓国伝統茶特別講座」三回目は9月2日(土)開催です!
http://www.orientalyakuzen.com/